無私の心◇


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無私の心(2017年7月24日の朝礼より)

言葉通り、”私心でなく行う”ということです。
このフィロソフィーを作ったべースに稲盛和夫さんの有名な言葉があります。

当社も盛和塾という、11,000名がいる塾に入っています。
稲盛和夫さんは鹿児島県出身で、現在85歳

京セラを創業して、KDDIを作って、2010年にJALが一時破綻しましたが、
国の要請があって78歳のときに再生したという、
日本の最後の経営の神様と言われている方の言葉です。

KDDI、今のauを作るときに、当時はNTTが一社独占でした。
要するにJR、国鉄、国の事業としてやっていた通信事業が一社独占で、
世界的に見ても日本が異常に通信費が高かったんです。

通信の自由化のときにNTTに対抗する会社としてKDDIを作りました。
トヨタも検討したそうですが勝ち目がないとやめたそうです。

いろんな企業が参入しようとしましたが、
当時のNTTは巨大企業で、どこが出ても太刀打ちできない、
そういう中で稲盛さんが、そのときに色々と考えました。
しかし、京セラ内部で役員会議をしたときも、皆が反対したそうです。

「無理だ、やめよう、あのトヨタでさえも撤退したんだ」と言われ、
そのとき稲盛さんは寝る前にすごく考えたそうです。

そのときに
“やはり日本の通信というものの、
壁を誰かが崩さないと、国民のためにならない。一社独占はダメだ。”と決意されました。

稲盛さんは常に自分に問う言葉があります。
「動機善なりや、私心なかりしか」という有名な言葉があります。
これはフェリーチェの岩永社長も仰っています。

動機は善ですか?私心はないか?という、ことを解説をされていました。

難しい言い回しですが、普遍的に良いことか、誰から見ても良いことか。
自分の都合とか格好だけでやっていないか。

動機は自他ともに受け入れられるか。
動機は善かということを常に自分に問う。

動機は善かということと同時に、プロセスも善かということで、
たとえばこの前、盛和塾の大会が横浜パシフィコでありました。

4,800人が集まって、稲盛さんが最後に喋られました。

東芝が今話題になっていますが、
東芝もプロセスにおいて、要するに不正会計をした。

上場会社なのでいい決算をしていないと発表するときに株価も落ちるし、
会計というものをごまかし、実態は悪いのにいいように見せかけていた。

結果を出すために不正な行為をしてないですか?
実行していく過程も人の道を外れていないですかと
稲盛さんはいつも言われています。

動機は善かということは、もちろんいろんなやるきっかけは
善ということもあるけどプロセスも善ですか。

動機も善でプロセスも善なら必ずうまくいきますよと仰っています。
そういうのが「動機善なりや、私心なかりしか」という、そういう言葉です。

今日は稲盛さんの話、盛和塾の11000名の一人になっていて、
よく稲盛さんの話を出したりしますが、
85歳ですがお元気そうにされていました。

ちなみに京セラ、2兆円くらい、それからauを作り上げて、
78歳の2010年にJALの再生ということで国から要請がありました。

78歳、この前平尾昌晃さんが亡くなったというニュースがあり79歳でしたが、だいたいお亡くなりになる人が多い年齢です。

そんな年に、JALの再生をやってくれないかと頼まれた。
僕もテレビで見たときは、「えーーーっ」と思いました。

そのときも奥さんも健康上の心配とかで
京都に住んで平穏な第一線から退いて暮らしていました。

想像してもらったらわかると思いますが、
78歳でJALの再生を頼まれて、身内だったら反対しますよね。
京セラを成功させて、auを成功させて、名誉はあるわけです。
それでJALで失敗したらどうか、と。

動機は善か、と自分に問うて、JALを潰すということは
ANA一社体制になり正しい競争が行われず、2万人の雇用が失われる。

そういうことを含めてJAL再生に無報酬で
週1日か2日東京に行きますといって行きました。

結果、稲盛さんは熱い方なので、着手しはじめて全部調べたそうです。
便ごとの採算を出しなさいと、でも出なかった。

それを1年くらいで便ごとの採算が全部出るようにして、
経営の改善に着手していって、わずか2年少々で
再上昇、V字回復をして稲盛さんがまた広まったということです。

歴史上の人物のひとりで、稲盛さんが仰った
「動機善なりや、私心なかりしか」ということは、
各部署のリーダーにもつながることです。

動機が善で私心がないと、リーダーについていこうという気になります。
たとえば僕が「今度こんな事業をやります。
それは億ションを買うためなので頑張りましょう」というと、共感を得られません。

動機が善で私心がない決定をしていくことで、部下を持っている人は全部そうですが、
このリーダーのためだったらついていこうというのが必要です。

そういうところから無私の心ということで、いろんな判断があると思いますが、
稲盛さんの言葉を思い出してもらえたらと思います。


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奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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