気づきのレベルを上げる◇


退職申請気づきのレベルを上げる(2016年5月31日の朝礼より)

気づきのレベルの高い人、低い人があるのはなぜかと考えました。
ビジネスは三人称です。
一人称は自分中心です。
二人称は相手のことを考える。

「ビジネスは三人称」というのは、周りのことも考える。
四人称はマーケット目線、五人称は業界目線です。
高い目線で見ることが大事です。

たいていは相手目線、お客様目線はできていると思います。
だけど、この行動をすることによってお客様満足度を上げるために、
お客様のときにはわがまま、これをするとえこひいきになる場合、
判断に困るときがあります。

そのときに、まわり全体を考えたらどうだろうという判断を
する場合は必要になります。

だからビジネスは三人称の視点感覚が必要だということです。

昨日、新卒の学生さんの食事会がありました。

そのときに平地さんが、リセラの男性社員の
気づきのレベルが高いということを言っていました。

たとえば重たいものがあれば持ってくれる。
これもいろんな見方があって、
一人称で考えると、重たい荷物は持ってほしい。

相手目線で考えたらどうだろう。
周り全体を考えたらどうだろう。

その状況がどうだったのか、女性1人、2人だったらいいかもしれませんが、
若い女の子だけ持って、おばちゃんは持ってあげないという
状況が起きたら、これはまわり全体を考えるとよくないわけです。

どういう状況か、その時々に居合わす人とかタイミングとか、
いろんなもので、このときはどういう判断をするべきか、
気づいてもしない場合もあるし、気づいてする場合もある。

いろんなものの見方が大事になってきます。

そのものの見方を、高い人称でものを見るためにはどうしたらいいかというと、
一歩引いてみる。

たとえば平地さんが一歩引いて、「これを主催している人だったら
どうだろう」とか、「経営者の目線だったらどう考えるか」という
見方も同時にする。

多面的にものを見るという中で、正しい判断ができるわけです。

ポイントひとつは、高い目線で見る。
言い方を変えれば、もうひとりの自分を持つ。

客観的にものごとを、何か起きたときに、
たとえば新入社員がいろんな部署に配属されて、叱られる場合もあります。

自分中心の一人称で考えたら、
昨日も面接のときに学生さんがアルバイトのときに
「理不尽なことがありました」と言っていました。

「どう理不尽なことがあったんですか」と聞いたら、
「バイト先でひとりの先輩社員が『ここにものを置け』と言って置いたら、
もうひとりの先輩社員が『ここに置いちゃだめだ』と言われて、どうしていいかわからなかった。
でも、いざこざを起こしたくないので、何も言わずに黙っていました」と言う学生さんがいました。

一人称で考えると「言うことが違うと困る」
二人称で考えると「A先輩はこんな気持ちで言ったのか、B先輩はこんな気持ちで言ったのか」
三人称で考えると「どちらの判断が正しいのか、自分が経営者だったらどこに置くのが正しいんだろう」

人称が上がると判断が違ってきます。

そういうところが、気づきのレベルという、レベルの差かと思います。
細かいことに気づくのも大事ですが、一歩引いて、「これにはもしかして
何か意味があるのか」とか、武蔵野に行ったら掃除しない部屋があります。
それは創業者の香りを残したいということで、触ってはダメな場所があります。

敷居の上はホコリだらけですが、わざと拭かない。
汚い椅子がひとつあって、この椅子は8000万失敗したときの椅子です。
その失敗を忘れないためにおいてある。
そういうところも、パッと見たら「汚い、捨てないと」と思うかもしれませんが、
なぜおいてあるんだろう、なぜ拭かないんだろうと客観的に引いてみると、
そういうこともわかってきたりします。

ポイントは客観的に引いてみる。
もうひとつは、時間軸を長く持つということ。

今だけ考えると理不尽だけど、3年5年考えると
先輩が叱ってくれるのは自分にとってありがたいことだと思える。

理不尽な思いをするのも自分の成長のためだと、そういう長い軸で考えると、
いろんな経験をしているから自分が先輩になったときに役立つと、
時間軸を長く持つとまた気づきが変わったりします。

気づきのレベルを上げるということで、環境整備というベースの中にあるんですが、
プラス、自分で人称という考え方の話をしましたが、
ここに「自分だけよければいい」という考え方の人はいないと思います。

相手のことやお客様のことを考える二人称の人がほとんどだと思います。

やはり三人称、自分がこのことをやることによって周りに
どんな結果が起きるのか、
差別と区別という話をしたことがあります。

差別はダメです。
「あなたは女性だから」「あなたは年だから」「あなたは若いから」と、差別はダメです。
変えようがないです。

区別はしないといけない。
うちでいうSランクのお客様と、登録だけして発注のないお客様を同じ扱いをしてはいけません。
これが区別です。

そういう意味で、今日のテーマ、気づきのレベルを上げるというところで、
これは本当にビジネスにとって大事なことなので、
日々磨いていきましょう。

奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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