人を見て法を説く◇


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人を見て法を説く(2015年10月01日の朝礼より)

このフィロソフィーは人を見て法を説くというのは、
世界の三代聖者であるお釈迦様の言葉からきています。

宗教とかではなく、実在した王家の方でした。
わずか2500年前、α Gri-X誕生の少し前に実在した人物がお釈迦様です。

お釈迦様が悟りを開こうということで、
なぜ生きているのか、自分の人生には意味があるのか、
そういう人生の悟りを開きたいということで、宮殿の中にいました。

皇太子ですから、世の中の汚いものを見せてはいけないと
いうことで、汚いものに関しては全く見せず、きらびやかな世界を見て育ちました。

あるときに外に出たら、インドですから、
道に病人が倒れていたり、死にそうな人が倒れているのを見て愕然として、
自分はぬくぬくと育ってきたけど、世の中こんな状態だと。

本当の生きる目的を知りたいと出家されました。
要するに身分を捨てたわけです。

それで世の中の生きる悟りをいうものを開こうと、難行苦行をされました。
難行苦行とは絶食をしてガリガリになったり、
瞑想して悟りを開こうとしたんですが、なかなか開けない。

体力が衰えて死にそうなときに、スジャータという女の子が来て、
乳粥を差し出して息を吹き返したという話が経典に載っています。

難行苦行をして「自力」では解決できないということを悟って、
本当の意味の他力、人間の力には限りがあるのですべてをお任せするということで、
菩提樹の木の下で瞑想して、自分は悟りを開くまでそこを立たないという
固い決意のもと、7日目に悟りを開かれました。

人生の真理というものを悟って、もう7日間は悟りを得た喜びを味わうために1週間、
また座禅をされたという記述があります。

そこから、このことを伝えるべきか伝えないべきかということを悩まれました。

一時期は、これは伝えても伝わりきらない。

だから、伝えるだけ無駄になるから伝えないでおこうと
思ったらしいですが、やはり自分の悟ったことを
伝えるべきだということで、まず5人のお弟子さんに伝えました。

それから、伝え方を変えないといけないということで、
対機説法という言葉がありますが、
小学生には小学生の伝え方をしないといけない、
中学生には中学生の、高校生には高校生の、
大学生には大学生の、大人には大人のという、
人によって伝え方を変えていく。

国によって文化によって、伝え方を変えていくという、
7000巻とか8000巻とも言われる、経典の数になっています。

ですから今日本で色んな宗派がありますが、
仏教関係は元をたどれば全部お釈迦様です。

色んなお経もあります。色んな宗派も元はお釈迦様です。

そのお釈迦様の教えが、伝え方が変わって色々な仏教になっているだけ。

それが人を見て法を説けという語源です。

私も意識しています。たとえば今日は内定式です。

内定者の方がどういう心理だろうなと、
たぶん僕が小難しいことを言っても、緊張して耳に入らないだろうなと思うので、
ひとつだけシンプルなことを喋る予定です。

経営者と話すときは経営者目線で喋ったり、
幹部と喋るときは幹部向けのしゃべり方をしたり、
自然とですが、相手が何を求めているか、
同じ伝え方でも言い回しが変わっていると思います。

一番よくないのは、専門用語を使って
自分はこんなにすごいんだということを言って、
自分の知らないことをいっぱい知っていてすごいと
思う人もいるかもしれませんが、
見る人が見たら正しくないことです。

難解な用語を使うのではなく、しっかり伝えることが大事です。

人を見て法を説くというのは、性格によっても違います。

プライドが高い人に対する伝え方とか、
打たれ強い人への、打たれ弱い人への伝え方とか、
人を見て話をしないといけません。

僕の場合は結果重視なので、結論から。
皆さんが僕に話すときは結論から話さないと、
社長は時間が少ない中、結論から伝えないといけません。

専務は理路整然と、理屈から説明しないと納得しないし、
常務は感覚で、キラキラしていないと納得しないと、人によって伝え方が変わります。

しっかりと人を見て法を説く、少し語源の話もしましたが、
意識してコミュニケーションをとっていきましょう。

奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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