全力を尽くす◇


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全力を尽くす(2015年9月18日の朝礼より)

2000年にドクターリセラのエステ事業部が始まりまって、今年で15年目です。

事業開始当時、色んな商材を探す中で、
アメリカのロサンゼルス、ビバリーヒルズにあるクリニックで開発された
化粧品を扱うことになり、日本での代理店ということでスタートしました。

当時6品で198,000円の定価です。

条件として、最初大きな権利金は払えないので、
私は売る自信があるので、年間のセットで交渉して、
年間1,000セットになり、月に100セットくらい出さなければいけなくなりました。

月に100セット売らないと契約解除という条件で、
日本の代理店として2000年にスタートし、当時私と専務と常務と二村さん、4人でした。

ここで、せっかくとった権利なので、頑張って売るにはどうしたらいいか?
考えた結果、イメージしたのは50サロンの代理店ができたときに
1つのエステティックサロン様で2セット平均売ってもらえるようになれば
50×2なので安定して100セット月に出るようになるので、そこまでが勝負だと思いました。

まず50件をいかに早く作るか、どうしようというところで、
まずはタウンページから兵庫県のエステティックサロン様をリストアップして
そこにダイレクトメールを出しその中にFAXで返信がくるような仕組みを作りました。

500件の兵庫県のエステティックサロン様に祈るような気持ちで
ダイレクトメールを出しました。

そしたら、FAXは当時、ピッピッピッピと音がして、
きた!という感じでした。

結果、15件の問い合わせが来て、営業に行きました。
月100件クリアするには1件1件じゃ無理だから、
10セットまとめて買ってもらおうというアイデアを出しました。

10セットまとめて買ってもらうサロン様を
10件契約すれば、当面は100セットクリアです。

契約目標は月10件。
5ヵ月走ろう、5ヵ月走れば50件できる。
1件が2セットずつ販売してくれるようになれば、
100セットがクリアできて、独占権が維持できる状況で、月に10件が目標でした。

契約内容は10セットまとめて購入

スキンフィットネスカウンセラーが最初30件だけは特別価格にしますということで、
契約を10件とるという目標を4人でたててスタートしました。

個人輸入という形なので、製品を持って行けません。
アメリカにあってそこから直送しかできません。

なので、エステのオーナー様には、個人輸入なので
在庫は持てません、なのでアメリカで預かっています、
前払いで10セット下さいという契約です。

当時はシードという社名で、どこの会社か誰もわからず、
「コンタクトレンズ?の会社ですか?」という状況の中で営業に行って、
ここは全力を尽くすしかないということで、15件、4人で飛び回りました。

初月度、15件のうち、10件の契約が取れました。
よし!これでいける!ということで、
兵庫から始まって、大阪、和歌山、滋賀、奈良、近畿圏で3ヵ月で50件作りました。

3ヵ月で50件作ったときに、クリニックを作らないと流通できませんと言われました。
クリニックを作るドクターをアメリカに派遣してください。
ドクターの条件は皮膚科の専門医、もしくは形成外科の専門と言われて、ドクター探しです。

確か同級生が山口県で医者になったなと思って、
久しぶりに連絡をとって会いに行きました。
「何科だったっけ?」と聞いたら、「僕は整形外科」と。

「整形?形成外科じゃないの?」「整形、ほねつぎ」
惜しいと思いながら、ドクターを色々当たりましたが、
なかなか見つからない。クリニックが出来るまでは、営業ストップです。

営業マンは、こんな営業なのに営業ができない
会社にいても仕方がない、歩合ももらえないということで、
次々と営業マンが辞めていって、営業マンがゼロになりました。

「常務は東日本を回って下さい、僕は西日本に行きます。
専務は社内を守って下さい」と常務に言ったら、

「私が全国まわります!!」
と、全国を行脚してくれました。

営業がゼロになって、営業マンが陰口を言っていたと後で聞きました。
「うちの会社でクリニックなんかできるわけない、無理無理」と言っていたそうです。

という中でドクター探しをして、
顧問弁護士さんに、個人輸入をしていてドクターを探して
クリニックを作らないと流通が無理だと言われていると相談したら、ひどく怒られました。

僕の島根県の大先輩です。
「お前はバカか!?こんな危険なことをして、もし何があったら薬事法違反で捕まるぞ。
やめとけ、全部お金返して辞めろ」と言われました。

50件にお金を200万ずつ、製品は別にしても100万かける50件ですから5,000万。
5,000万あったら僕はたぶん返していたと思います。

「申し訳ありません、契約の不行き届きで契約解除させて下さい」と返したかもしれません。
でもお金がそのとき2,000万円くらいしかなくて、返せるお金がありませんでした。

じゃあ正当に、どこからも文句を言われない形でやるにはどうしたらいいか。
クリニックを作るしかない、ドクター探しです。

手嶋さんが「知り合いの弁護士がいるので、
違う見解があるかもしれないので相談行ってみますか」と、
僕はドクター探しをして、専務と手嶋さんに相談に行って話をしたところ

東京で知り合いのドクターのところに行ったら歯医者さんで、
どなたかいませんかと言って紹介してもらったら
うちはダメだというところとか、いっぱい断れました。

夕方に山手線で専務と電話をしました。
弁護士さんはどうだったか聞いたら、
当社の顧問弁護士さんと全く同じ見解でした。

やめたほうがいい、多分無理という見解でした。
やっぱりダメか、と山手線で思ったことを覚えています。

最後の1件のアポイントがあったので、そこに行って、Sさんという方を紹介してもらって、
その方から、事情を話してドクターを探してるんですと言ったら
「わかりました」と紹介してもらったのが宮原ドクターです。
宮原ドクターにフロリダに研修に行ってもらいました。

周りで見ている専務とか常務がいつも「社長って絶対助けられますよね」と言います。

全力を尽くしていたら奇跡は起こります。

ドクターリセラの今のエステ事業部の初期、
契約とるにはどうしたらいいだろうと皆で考えて、
そのときは時間も休みも関係ありません。

とにかくやるという、無我夢中でやったら
何か後押しがあると、今から思えばそんな気がします。

昨日新入社員の吉村さんも修学旅行生で誓いを一生懸命していました。
一生懸命さはすごく大事です。
新人の人が一生懸命やる姿に心を打たれます。

フィロソフィーに書いてあるように、
神様が応援してくれるようなことをやる、
そうすれば何か応援が入ると、僕も何回か経験しています。

いつも全力では疲れますから、ここ一番は
全力を尽くして、「ここまでやったんだからダメだったら
しょうがない。結果は任せよう」と、お任せします。
これが他力本願の本来のものです。

自分のちからには限りがあるので、
自分が精一杯やって、その結果が神様からのメッセージです。
OKだったらよくがんばった、ダメだったら
まだ頑張れというメッセージです。

だから僕は夜眠れないことはまずありません。
夜寝る前に「一生懸命やったんだからいいや」と眠れます。
ここ一番のときは全力を尽くして、ダメだったらしょうがない。

命を取られるわけではない。ダメだったら頑張ろうと
いう気持ちでやってますので、みなさんも参考にして下さい。

奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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