やり遂げる覚悟を持つ(2018年7月9日の朝礼より)

やり遂げる覚悟を持つ(2018年7月9日の朝礼より)

僕が創業時から何度かピンチもありましたが、
僕なりの言葉で言えば腹をくくるというのが一番大事なことだと思います。

創業時に最初の化粧品はアメリカの会社との契約で、
19万8000円の6品セットを年間1000セットを売るという契約でした。

年間1000セットですから、月に100セット近く売らないといけない。
取引先はゼロでした。

どうするか、、、やるしかない、ということで、
最初10セットをまとめ買いしてもらうということを考えました。
そうすると月に10件契約を頂ければ、まずは100セットのクリアです。

ひとつの契約で合計200万円の契約です。
それをまずは10件頂かないとといけない。

エステティックサロンをインターネットタウンページから
抽出しまして、500通のダイレクトメールを出しました。

そうしたところ、15件話を聞きたいとFAXが返ってきました。
その15件に対して営業していきました。

200万の契約で、私と、副社長、常務、そして二村さんと
4人で営業に行きまして、15件のうち10件が契約して下さり
これはいけるぞと、3ヶ月で50件契約を頂きました。

ところがアメリカとの契約不備が発覚しました。
契約がしっかりなされていなかったので営業活動がストップになりました。

再開するにはドクターをアメリカに派遣して研修を受けないといけない。
ドクターはアメリカからの条件で皮膚科の専門医か形成外科の専門医。
ただの皮膚科でなくて、何年間か学んだ専門医を派遣してくださいという条件つきでした。

今は当たり前のように顧問ドクターがいらっしゃいますが
当時はまだ株式会社シードという名前で無名です。

ドクターに支払うお金もままならない状況の中でドクターを探しました。
当時はシードのことを信頼してアメリカに派遣に行ってくれるドクターは
なかなかいませんでした。

僕も同級生で医者になった人がいたので
もしかしてと思って行ったら、形成外科ではなく整形外科でした。

そういう中、人の紹介などでドクター探しをしましたが断られ続け
そしてそのときの状況を弁護士に相談したところ、全部お金を返せと言われました。

あったら返していましたが、営業活動もしますので
手元には入ってきたときの半分くらいしかありませんでした。

〔返したくても返せない。〕
だからやるしかないわけです。

弁護士でも違う見解があるかもしれないと、
副社長と手嶋さんとで別の弁護士にも確認に行ってもらいました。

僕もそのときドクター探しで断られた後で
夕方東京の山手線に乗っていて

厳しいという状況の中で
副社長から電話が入って、手嶋さんの知り合いの弁護士の方も
「この事業をやめておけ」と、最初の弁護士と同じ見解でした。

その電話をうけたときに、
いつも諦めずに何事も打つ手は無限だと一生懸命やるんですが
そのときばかりはさすがに真っ暗闇に突き落とされた気分で
この事業無理なのかと、山手線で夕方ひとり真っ暗闇に
突き落とされた気分だったのをよく覚えています。

本当に無理かと思って、もう1件知り合いをたどっていったときに、
その方がドクターを紹介してくれて、半信半疑でしたが、
一筋の光が入ったという、そういうようなことがあり今につながっています。

半年間の営業活動ストップで営業マンはみんな辞めていきました。
営業できない会社で営業でいても歩合ももらえないし、いてもしょうがない。

陰口で「うちの会社にクリニックなんで出来るわけがない、
早いところ辞めた方が良い」ということを
言っていたということを聞きました。

その中で、常務と僕だけが営業で動ける、
だいぶ得意先も増えていたので、
副社長と二村さんも営業に出ていましたが、
副社長が会社を守るということで、
常務が東日本に行って、僕が西日本に行って、
二人で回るしかないというところでした。

ですが常務が、社長は残っていろんな総合的に見てもらわないといけないので、
私が全国ひとりで回りますと言って全国行脚しました。
やるしかありませんでした。

皆さんもひとつひとつの事業部の中でも
決めたことをやり遂げる覚悟を持つ。
無理かも、やめておこうか、仕事もそうです。

ドクターリセラに勤めて、合わないかもしれない
違う会社の方が良いかと思ったり、別の逃げ道を考えることもあるかもしれませんが
大事なことは腹をくくるということです。

ひとつのことをやり遂げた人は腹をくくっています。
何がなんでもやるんだ、と。

そういったことでひとつのことを成し遂げられると思いますので、
それぞれの部署で覚悟をもってやっていってもらいたいと思います。

奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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