仕事を好きになる(2018年11月9日の朝礼より)

有名な話で3人の石工(いしく)がの話があります。

一人目の石工はお金をもらうために仕事をしていました。
なんでこんなしんどい仕事をしているの?と聞かれたら、
「お金をもらうためです」と答えました。

二人目の石工は
「立派な職人になるために頑張って仕事をしている」と答えました。

三人目の石工は
「将来立派な聖堂ができて、多くの人がこの聖堂に通って喜んでくれる、
そんな聖堂をつくるために仕事をしているんだ」と目を輝かせて話した

という、有名な話があります。
どの価値観、レベルで仕事をしているかということです。

では皆さんがなんのためにドクターリセラで働いているか、
「どんな仕事をしているの?」と聞かれたらどう答えますか?

経営計画手帳にかかれていますが、
ドクターリセラの目指すべきはどんな姿でしょうか?

今年から変わった内容で、ビジョンというのが載っています。

ドクターリセラの経営ビジョン、将来の実現したい姿
“地球と人が喜ぶ世界でオンリーワンの会社にする”と書いてあります。

その前の経営ビジョンは、
“世界でナンバーワンの化粧品会社”だったのですが、
いろんな事業が出来てきた中で、
ドクターリセラの目指すべき姿を今年から変えました。

人にも喜ばれるものは地球ももちろん優しいわけです。

もし同級生から「どんな仕事してるの?なんのために仕事してるの?」と聞かれたら
「化粧品会社に勤めていて、いろんな事業があるんだけど、
その中で人にも優しく地球にも優しい、人と地球が喜ぶオンリーワンの
会社を作るために仕事をしていて、たとえばその中でweb係をやっている」と。

この言葉通りじゃなくても、自分の言葉でそういうことが言えたら、
よその会社から引き抜きが来ますね。すごい人だと。
そういう人になれるくらい頑張ってもらいたいと思います。

目先だけでなく、なんのために仕事をしているかというと、
人と地球が喜ぶオンリーワンの企業をつくるために、
web係をやったり、インストラクターをやったり、アカデミーで仕事をしたりというのは役割です。

僕はその中で社長という役割で仕事をしています。

どの視点で仕事をするかというのをもう一度考え直して、
その中で仕事が好きになれたらそれは良いことです。

同じ時間を過ごすのであれば、人生の中で仕事の占める時間は多いですから、
お金をもらうために仕事をするだけじゃなく、
意識の高いレベルで仕事ができたらいいと思います。

僕も今日この項目で、ドクターリセラの社員の人って
仕事を好きでやっている人って何人ぐらいいるのかと考えていました。

仕事を好きになるためにどうしたらいいか
僕自身の話をすると、仕事が好きになるように努力をしました。

たとえば小さなことでナンバーワンになる努力をする。
たとえば農業研修があったときに、みんなで田植えをします。
とてもしんどいわけです。

「なんでこんなことやるんだろう、化粧品会社に就職したのに」という
気持ちでやると楽しくないです。

こんな時にひとつの目標設定をします。
10人でこの広さを植えるとします。

自分の両親に聞きました。
「この広さを10人だったら、慣れてる人だったらどれくらいでするの?」と。
「だいたい午前中で終わるから2時間かな」と聞いたら、
「よし、じゃあ2時間以内で頑張ろうよ」と目標を決めて、
慣れてる人より早く1時間50分でできた、よっしゃ。と。

小さなことでナンバーワンになる努力をするということ。単純作業でもそうです。
小さな目標設定をして、それをクリアして自分の中でガッツポーズをする。
そういうこともひとつ、仕事に楽しみを見出すことかもしれません。

この前開発取締役の手嶋さんと食事をしたときに、
製品企画の國本さんの話が出て、素晴らしいと思いました。

手嶋さんが今仕事で困っていることで何がありますか?と副社長が聞いたら
「ちょっと書類整理がね。でも國本さんはすごいですね」と
手嶋さんがすごく褒めていました。

今まで一緒に仕事をした仲で、あの人だけだ気がついて

自分から言っていないのに先回りしてやってくれる。
たとえばどういうことですかというと、
府庁などに化粧品の届け出を出す書類とかがありますよね。

そういう書類はホッチキスでとめたものがたくさんあって
僕も書類に判子を押すのですが、
國本さんは頼んでいないのにデータ化してくれる。

これまでは手嶋さんが自分でホッチキスを外して
スキャンしてデータ化して工場に送ったり、そういう作業を一生懸命やっていた。

國本さんは頼んでもいないのにデータ化してくれる、
そういうふうにしてくれたのは初めてだと、仕事ぶりを褒めていました。

相手の立場に立ってどうすればもっと喜んでもらえるかと、
お客様だけでなく、たとえば國本さんでいえば
お客様と直接接する機会が少ない部署であっても

上司である手嶋さんがどうしたら仕事が楽になるか、
どうしたら手嶋さんに喜んでもらえるか、
そういう観点で仕事をして、人に喜んでもらえることが自分の喜びです。

そういう仕事も仕事を好きになるひとつかと思います。
仕事は漢字だと事に仕えるという字ですが、
常務は”こころざす”に”こと”と書いて志事と書きます。

仕事は志です。
どんな志を持って仕事をしているかというのが
すごい大事なことと思います。

最後になりますが、僕の尊敬する人がメールを送ってくださいました。
このメールを紹介して終わりたいと思います。
大工さんの話です。

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引退しようとしているある高齢の大工さんの話を紹介しましょう。
その大工さんはそろそろ家を建てる仕事を辞めて
妻と一緒にのんびり暮らそうと思った。

雇い主は個人的な願いとしてもう一軒だけ建ててくれないかと頼んだ。

大工さんは承知したが、真剣に仕事をする気はなかった。
粗悪な材料を使い、手を抜いた。
キャリアを積んだ優秀な職人の幕引きとしては残念な仕事だった。

家は完成した。
点検にやってきた雇い主は玄関の鍵を大工さんに渡して言った。
「この家はあなたの家です。私からのプレゼントです」
大工さんはショックを受け、ひどく恥ずかしかった。

自分の家を建てているとわかっていたらたぶんもっと頑張っただろう。
私達もこの大工さんと同じだ。
毎日毎日、人生という家を建てている。

だが建てていることに全力を尽くしていないことが多い。
そしてずっとあとになって自分が作り上げた人生(建てた家)に
一生住み続けなくてはならないことを知ってショックを受ける。
もう一度やり直すことができたら全く違うことをするだろう。

だがそのときはもう後戻りできない。
あなたに後悔してほしくない。
あなたも私も大工さんのことを笑えない。

私達は人生という一生住み続ける家を作っているが、
果たして最善を尽くしているか。
ベストを尽くせという言葉は耳にタコができるほど聞かされた言葉かもしれない。
それからあともうひと頑張りだという言葉も。
でももう一度言おう。

今取り組んでいることに全力を尽くすと、
思いがけないところから幸運がもたらされることが多い。
もうだめだ、おしまいだと思っても、もうひと頑張りすることが何よりも大切である。
それをどうか忘れないでほしい、あとひと頑張り、もう一歩だ。

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僕がもらったメールの大工さんのお話です。

家族に使ってもらいたい製品を作る、
自分も使いたい、家族にも使わせたい製品でないと作らないです。
そういう製品造りをしています。

自分の仕事も、これが大工さんのように自分の家だったらと
考えて仕事をすると変わってくると思いますので、
仕事を好きになってより実りある人生になるように努力していきたいと思います。

奥迫 哲也

ドクターリセラ
代表取締役社長

奥迫 哲也TETSUYA OKUSAKO

「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

 

 

 

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