「自然について」 中野裕弓

毎週土曜日夜8時から流れるFM OH!の番組「幸せの羽根」。
番組冒頭の音楽(ジングル)が、少し前に新しいものに変わったのにお気づきでしょうか。

「♪ひとも 地球も 幸せに、、ドクターリセラ♪」

これはきょうこさん(奥迫協子さん)が作詞作曲、そして実際にご本人が歌われています。
短い曲ですが、地球を大きく包み込む広がりを感じて私はとても気にいっています。

そのジングルは、私が今とても興味を持っている”エシカルな生き方” そのものです。
エシカルという言葉、最近よく耳にしますね。
「人と環境に配慮した生き方」のことです。

Ethicalとは、もともと倫理的なという意味があり、
アメリカで働いていた時には、仕事を進めるときにそれが倫理的に正しいかどうか問題にしていました。
地球上の誰もが、同じ地球市民として、
自分の関わる活動、仕事、生き方、生活様式がエシカルかどうか問われています。

最近、日常でよく耳にする「時代を先取りする外来語」についてちょっと書いてみます。

少し前、ロハスというのがブームになりましたね。
ロハスとは地球環境保護と健康を重視する生活の仕方のこと。
LOHAS (= Lifestyles of Health and Sustainabilityの略語)

その後、エコロジカルという言葉が出てきました。
ecological とは「環境保全に役立つ」とか「生態学的な」という意味。
「エコ」と省略した言葉は買い物用のエコバックなど、毎日どこかで聞きます。

サステイナブル Sustainable は「持続可能な」と言うことですが、
「自然環境に配慮する」という意味合いもあります。
一時的やその場限りでない「持続可能な発展」を目指すのですね。

加えてオーガニックも日常用語になりました。
「有機 」とは農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・生物など
自然の恵みを生かした農法や水産業、及び加工方法という環境意識の高い生産方法です。

ここにきて世界的に私たち人類の生き方を変えなければ、という動きが高まってきているのです。
なぜなら文明の進化とともに、増長した人間の利己的な行動が、地球の生態環境を壊しているのです。

例えば今 世界のあちこちで急に注目されてきたプラスチックゴミ問題。
プラスチックが発明され、私たちの生活に入り込んできた時、その便利さに大喜びした私たちは、
それが後になって海を漂うゴミ、魚や海洋生物の命を脅かすものになるとは思いもよりませんでした。
プラスチック廃棄物は何年たっても自然に戻る事はなく、原子力廃棄物のような地球の厄介ものとなっていくのです。

残念ながら
「♪人も 地球も 幸せに♪」とは真反対の方向にいっています。

これからは軌道修正。
科学技術を駆使して、プラスチックゴミ等 地球の厄介ものを一瞬にして安全な物質に変える、
そんな夢のような発明・科学技術開発が出現することを信じて待っています。

また、自分たちが引き起こしてしまった問題は
人類自ら解決できる知恵を持っているはず、と期待もしています。

地球を”自然の美しい緑の星"として私たちの子孫に受け継いでいくために、
国が、企業が、コミュニティが、そして個人個人が自分の生活を見直してみることが大切ですね。

人間を守り育ててくれた地球の自然を
できるだけそのまま次の世代に受け継いでいけるように知恵を回したいものです。

中野 裕弓

人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター

中野 裕弓HIROMI NAKANO

19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

 

 

 

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