【幸せになるために捨てるもの part1】

みなさん、こんにちは。

今回のコラムは、私の著書『幸せになるために捨てるもの84のリスト』の中でお伝えしているお話についてです。

中野裕弓の著書『幸せになるために捨てるもの84のリスト』の表紙画像

この本では、幸せになるために手放すべきものを84個挙げ、解説をしていますが、今回のコラムでは、その中の2つの項目をご紹介します。

ぜひ、日々の考え方の参考にしてみてくださいね。

 

◇「一番」はいらない

「やるには何でも一番を目指しなさい。」
「一番を目指して頑張るから成功を手にすることができる。」

幼い頃からそう言われてきた人も多いでしょう。

一番にならなければ「成功した」と思えないから、自分に OK を出せずにいつまでも頑張り続ける方もいらっしゃいますが、私は幸せな人生のためには、一番を目指すことは必要ないと考えています。
なぜなら一番を目指すということは、周りを意識して常に競争することを意味しているからです。

一番を目指す代わりにオススメしたいのは、“一流を目指す”ということ。

一流とは他者との比較ではなく、その道で輝くという自分なりの尺度だからです。
それも、どこの一流が偉いかではなく、置かれた場所で一流になる。

例えば、料理のブログを書いていたことがきっかけで出版社から依頼が来て、ベストセラー本を何回も出している主婦の方がいらっしゃいます。
「お弁当を作るプロ」や「簡単にできる料理のプロ」として、それぞれの場所で輝いている女性は柔軟ですよね。

私は脳卒中により半身麻痺となりましたが、私が一流になれるエリアはたくさんあります。

例えば先日、お友達と一緒に山下公園を散策していたときのこと。
ニューグランドホテルの歴史的なロビーに寄りたくなり、お友達と一緒にエレベーターで上がっていきました。

エレベーターの中で私が上手に方向転換をしたとき、彼女が驚いて
「裕弓さんすごい。こんな小さな所でも、どこにもぶつからずに方向転換するなんて。すごいプロだわ。」と褒めてくれました。
車椅子を使っている私であれば、どこでも回れる車椅子の一流を目指すこともできるんです。

皆さんも、自分なりの「一流」を見つけてみてくださいね。

 

◇「継続」はいらない

よく、「継続は力なり」とか「飽きっぽいとダメ」と言われますよね。
確かに楽しく続けていられるうちは、継続することは素晴らしいと思います。

ですが、私は目的達成のためにやらなければならない事となったり、自分を苦しめる負担となった瞬間、継続する必要は無いと思っています。

継続できないことを飽きっぽいともいいますが、それは別の言い方をすれば、“何にも捉われない自由な心を持っている”ということ。
心がどう感じていようと“とにかく継続がいい!”と重きをおくよりも、“心に敏感に向き合える”事の方が幸せに近いのではないでしょうか。

ある若者がカラオケボックスでアルバイトを始めたとします。
親からは「石の上にも三年」と言われたのでなんとか三年は頑張ろうと思っていました。
しかし受付でのお客様の対応が苦手で、一か月も経つととアルバイトに行きたくなくなりました。
出勤時間が近づくと胃が痛くなってきてしまうんです。

このような場合、あなたなら若者にどのようなアドバイスをしますか?

昔の私であれば、「あなたね、そんなにアルバイトをポンポン辞めていたら、キャリアは作れないわよ。」と言っていたかもしれません。
ただ、心が向いてないことを無理やりやらなければならない場合、胃が痛くなるどころか心の病にかかってしまう可能性もあります。。

なので、今の私であれば、「たった一か月で自分がカラオケボックスの接客が苦手ということが分かったんだから、分かったことを良しとして、次へ行こうと決断すればいいじゃない。」とアドバイスします。

ただし、軽く考えて「合わない、まあいいか。」という人は、歳を重ねてもこのスタンスでずっと行ってしまうかもしれません。だから何一つ誇れるものがなく、自分の得意技となるものがないまま歳を重ねてしまう。

そうではなく、しっかりと体験をしたうえで自分が向かないと気付いたら、それを追い込むのではなく、「うん、そうか。まあいいか、では次に行こう。」と考えることが大切です。

学びを積み重ねながら、前に進んでいきましょう。

私のオフィシャルウェブサイト『DJROMI』では、他にも様々なお悩みに対する解決策を提案しています。
ぜひご覧ください。

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中野 裕弓

人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター

中野 裕弓HIROMI NAKANO

19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

 

 

 

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