「女性」として生きてきて感じたこと。

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

桜のつぼみも少しずつピンクに色づいてきましたね。
今年の桜の開花は早いそうなので、満開もすぐでしょう。
残念ながら、コロナ禍で今年も例年のようなお花見は出来ませんが、
お散歩しながら、家族や友人とゆっくり楽しみたいですね。
桜の木も2年連続、のんびり過ごせて良いかもしれません。

3月は自分の誕生日月ということもあり、なんだかんだ思い入れのある月です。
桜を代表に景色がピンクに染まるので、ピンクや赤、白など「女性らしい」華やいだカラーが好きになります。
そして、3月は国際女性デーもあり、SDGsの目標の一つである「ジェンダー平等」についても考えさせられます。

世界ではまだまだ女性が教育を受けたり、職業を持つことが出来ない国もあります。
翻って日本は100%平等かと言うと、残念ながらそうではありません。
権利はおおかた得ているけれど、気持ちの中で、本音ではそうではない人(男性はもちろん、女性自身でも)が少なからずいらっしゃいます。

わたしは来年の3月で50歳になりますが、日本の首都で30年生活していて、40代に入ってやっと、「男性と等しく扱ってほしい」という強い意識で、自身と向き合えるようになりました。
それほど、目に見えない「女性はおとなしく」「女性は控えめで、意見を言わないもの」といったような無言のプレッシャーを感じていました。
恐ろしいことに、潜在意識の中です。
子どものころから学校や家庭ですりこまれた常識的な空気・・・ですね。

大学を卒業してからずっとマスコミで仕事をしていますが、女性であるからという理由で何度悔しい思いをし、泣き寝入りしてきたか分かりません。

「君は、喋りすぎなんだよ。」(私、アナウンサーなんですけど・・・?)
「女の司会は面白くないんだよね~」(上沼恵美子さんや、黒柳徹子さんは??レギュラーは長寿番組ですよね??)
「台本以外の事、喋らないでくれる?女子アナは飾りなんだから」(じゃあ、私の代わりに可愛いぬいぐるみを置いておきましょうか(笑))

etc.色んなことがありました。。。

20代~30代は本当の気持ちを抑え込んでいたため葛藤が大きく、それが少し当時のマスコミと距離を置いた原因でもありました。
(マスコミも良い方向に変わってきたので、今は喜んでテレビやラジオの仕事をしています)

ただ正直、これまで女性たちの中でも、長い物には巻かれておこう、といった気持ちもあったのではないでしょうか。
そこと戦うのは大変な労力が必要で、かつ今ある席が奪われてしまうかもしれないからです。

また、日本男性の価値観で一番変えて欲しいのは「女性は若い方が良い」「若い方が可愛い」という思想(幻想??)です。
若さに魅力を感じるのは当たり前なのですが、そこに隠れた「年下、格下の女性を支配したい」気持ちがあるとしたら、それは恐怖です。

性別に関係なく「お互いを尊敬し、尊重する」ことが求められます。
女性だから、という言葉がなくなる社会を作っていきたいですね。

魚住 りえ

タレント
フリーアナウンサー

魚住 りえRIE UOZUMI

大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

 

 

 

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