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  • 魚住 りえ

自分を幸せにするための「60点主義」

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

最近、良い出会いがありました。
人生の大先輩のある女性から、「りえさん、普段は60点主義で生きましょうよ」と言われたのです。
「仕事は100点を目指すものだけど、日常生活まで100点満点を目指さないで。
~ねばならない、~しなければならない、で埋め尽くされた時間はいつかひずみが来ますよ。
人生は、あなたのためにあるの。自分を大切にして、まずは自分が幸せにならないとね。
そしたら、今度は周りの人も幸せにできるんだから」

はっとしました。
これって中野裕弓先生(ロミ先生)の「愛のコーヒーカップ」だ!
とあの時の衝撃を思い出したのです。
ロミ先生の「愛のコーヒーカップ」を読んだとき、目からうろこで感動し、学んだはずなのに・・・・
「自分の心を自らの愛を持って満たす事」
「あなたが自分に愛を注げば注ぐほど、あなたもまわりも幸せになる」
愛のコーヒーカップの法則。

中野裕弓著 愛のコーヒーカップの本の表紙

そうだった・・・
コロナの影響もあり、「~だったらどうしよう」「~したら危ない」「~したら駄目」のネガティブ思考で日常がまわりがちになっていました。

例えば、コロナが心配で犬の散歩に毎日行けてない。きちんと毎日お掃除できてない。うっかりゴミ出し忘れた、洗濯物干すのを忘れて洗濯機に入れっぱなしで寝てしまった・・・そんなの自分が悪いし、でも気づいて手伝ってくれない家族に思わず小言まで言ってしまったり・・・

雨の中で雫が滴る桜

「いいんじゃない?そんな毎日まいにちお散歩行かなくったって。紫外線きついし、それよりのんびりお部屋でモフモフわんちゃんを撫でてるほうが、りえさんもわんちゃんもリラックスするんじゃない?
1日や2日掃除できなくても死なないじゃない(笑)、ごみだってまとめて出せば楽じゃない。気になるなら、もう一回洗濯すればいいんじゃない?まあ、大したことないわよ。
“ま、いっか”って言葉を何回も言ってみたらどう?
1日のうち、ちょっとした時間、好きな音楽を聴いたり、スイーツ食べたり、お茶飲んでぼーっとしたり、そういう自分を愛してあげる時間のほうが大事ですよ。
あなたがあなたを許せたら、まわりの人も許せるようになる。
結局、60点主義はみんなを幸せにするんです。」

お散歩中の犬

あああ、ロミ先生の教えそのものじゃないですか!!

女性はライフステージによって環境や体の状態も変わっていくので、なにかとストレスを受けやすいものですよね。

自分のお肌や心をまずは大切に、時間を過ごしていこうと思いました。

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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