毛穴開きの原因と役割

年齢を重ねていくと、毛穴の開きが気になってくるものですよね。若いころは気にならなかったのに年々ケアしてもケアしても毛穴が目立つ、とショックを受ける女性は多いですよね。

でも、どうして年齢を重ねるごとに毛穴の開きが目立ってくるのかご存知でしょうか。毛穴がどのような役割を持っているのか、また毛穴が開く原因にはどんな理由があるのかを詳しくご紹介していきたいと思います。

 

毛穴の役割

「毛穴」なんて必要ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は毛穴には肌にはなくてはならない重要な役割を持っているのです。顔全体にある毛穴は約20万個といわれ、その数は生まれたときからほとんど変化しません。大人でも子供でも同じ数の毛穴を持っているということは、それだけ人間にとって重要な存在のパーツと言えるでしょう。ではどんな重要な役割があるのでしょうか。大きく分けて2つの重要な役割があります。

「顔全体にある毛穴は約20万個といわれ、その数は生まれたときからほとんど変化しません。大人でも赤ちゃんでも同じだけの毛穴を持っているということは、それだけ人間にとって毛穴というものが必要だからといえるでしょう。」

引用元「スキンケア大学(メディカルプラスクリニック新宿院長 林和弘先生監修記事):https://www.skincare-univ.com/article/005287/

 

 

役割① 肌を健康に保つバリア機能

毛穴の重要な役割の一つが、「バリア機能」です。一番外側にある肌そのものが持つ一番の役割を「バリア機能」といいます。
バリア機能以外にも、汗や皮脂の微循環の調節を行う体温調節機能や、日光によってビタミンDを合成する代謝機能などがあります。中でも最も重要な機能のひとつが「バリア機能」です。では、そんなバリア機能とは、具体的にどんな働きがあるのか見ていきましょう。


〇水分量の調節
肌は常に外気にさらされている部分なので、どんどん水分が蒸発してしまい乾燥していきます。
これを防ぐために、皮膚の一番外側にある角層が大きな役割を果たしています。角層には環境の変化にあわせて蒸発する水分量を、こまめに調節する機能がありません。そのため十分な保水機能が保てないのです。そこで、「毛穴」が重要な役割を果たしています。肌が乾燥してくると、毛穴から皮脂を出して皮脂膜をつくります。この皮脂膜が肌の乾燥を防ぎ、蒸発する水分量を調節することを可能にしているのです。

 

〇細菌やウイルスの侵入を防ぐ
空気中の大気には、人体に悪影響を及ぼす原因となる細菌やウイルスがうようよしています。そのような異物が体内へ侵入を防ぐのも皮膚や毛穴が持つ「バリア機能」の大きな役割の一つとなっています。また、毛穴から出される適度な皮脂が皮膚のphバランスを保ち、雑菌の増殖を防ぐ役割もあります。バリア機能を最大限に生かすためには、phバランスが弱酸性に保たれていることが大切です。バリア機能が弱酸性だと、肌トラブルの素になる有害菌が住みにくくなるからです。

「細菌が増える条件として、温度、湿度、栄養のほかにpHがあります。菌の種類によって弱酸性で増えるもの、アルカリ性で増えるもの、どちらでも生きられるものがあります。病原菌の多くはアルカリ性でよく増え、外膜に毒性のあるトゲを持っています。人体の中の血液や体液はpH7.4前後と少々アルカリ性に傾いていますので、この菌は身体の中に侵入すると増殖し、毒性を発揮します。皮膚常在菌のうち、善玉菌は弱酸性の条件で増え、また、自らも弱酸性の皮膚を保つために脂肪酸の遊離を促しています」

引用元「Doctor’s Organic:https://www.doctors-organic.com/jyozaikin/

 

 

役割② 毛穴のデトックス機能

また、毛穴には体内の不要な老廃物や、体外から取り込まれた有害金属などの体外毒素を、汗や皮脂と共に排出する「デトックス機能」が備わっています。とくに有害金属は水に溶けにくく、さらに皮脂と結びつき蓄積されやすいという性質があるため、毛穴のデトックス機能がしっかり働いていれば、全く問題ないと言えるでしょう。有害金属を含んでいる身近なものは、本マグロやキンメダイなどが挙げられます。体内に吸収された有害金属は、健康を保つために必要なミネラルの働きを妨げ、からだにとってもストレスを与えることになるのです。

 

 


毛穴が開く原因

体内を健康に保つために重要な役割をしている毛穴ですが、毛穴が開いた状態になると非常に気になりますよね。毛穴が開いていることで、汚れやくすみがあるように見えたり、化粧ノリが悪くなったりと多くの女性の悩みのタネではないでしょうか。毛穴が開く原因は以下4つのようなことが考えられます。

 

〇乾燥
肌の表面には皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)と呼ばれる部分があります。肌トラブルがないキメが整っている肌の場合には、皮丘に十分な水分が含まれ膨らんだ状態で、皮溝の幅が狭くなっているために、毛穴も目立ちにくくなっています。
しかし、肌が乾燥すると皮丘には水分がなくなりしぼみ、逆に皮溝の幅が広がった状態になっているために肌のキメが乱れ、肌がデコボコになり、毛穴の広がりが目立つようになります。また、乾燥は皮脂の過剰分泌にもつながります。

「三角形の辺にあたる溝が皮溝(ひこう)、皮溝で囲まれた小さな隆起を皮丘(ひきゅう)といい、皮溝が交差しているところに毛穴があります。これらを合わせて「キメ」と呼び、皮膚の美しさのバロメーターになっています。」

引用元「花王:https://member.kao.com/jp/plaza/special/beauty/Satellite?pagename=WcntWrapper&dName=Wcnt0031_PDef_04beauty&c=Wcnt0031_P&cid=1355921428749

 

〇皮脂の過剰分泌
毛穴の奥に皮脂腺があります。皮脂腺は、皮脂が分泌され皮脂膜をつくり肌の保護をする役割をしています。皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されると、皮脂を多く出すために出口である毛穴が皮脂腺から大きく拡がってしまうのです。また、過剰に分泌された皮脂は、毛穴や皮膚表面にとどまっている汚れや古い角質と混ざって酸化することで、毛穴が黒ずんで余計に目立つ原因をつくってしまうことにもつながります。この皮脂の過剰分泌は乾燥が主な原因となっており、スキンケアの方法や保湿のやりすぎなどが原因となるケースも多くあるようです。毛穴を小さくしたいという思いから誤ったスキンケアをすると、自分から肌の状態を悪くしているということもあるので、正しい方法でケアをすることを心がけてあげましょう!

「皮脂が必要以上に分泌されていると、余分な皮脂によって毛穴が拡がってしまいます。それだけではなく、毛穴や皮膚表面に留まっている汚れや古い角質などが皮脂と混ざって酸化し、毛穴が黒ずんで見える原因にもなります。」

引用元「スキンケア大学 メディカルプラスクリニック新宿院長 林和弘先生監修:https://www.skincare-univ.com/article/005287/」

 

〇肌のたるみ
加齢などにより、毛穴のある角質層の奥の真皮という部分を構成しているコラーゲンやエラスチンが減少することがあります。これによって肌の土台が崩れてしまい、その影響で肌表面のハリが失われ、顔が全体的にたるんできます。このようなたるみがおこると皮膚の重力で毛穴が引き伸ばされることで毛穴が広がります。年齢を重ねると毛穴が目立ってきてしまうのはこのように加齢による皮膚の衰えが毛穴開きの原因になることも多いからなのです。

「加齢などにより、毛穴のある角質層の奥の「真皮(しんぴ)」という部分を構成しているコラーゲンやエラスチンが減少することで肌の土台が崩れ、その影響で肌表面のハリが失われ、顔が全体的にたるんできます。」

引用元「スキンケア大学 メディカルプラスクリニック新宿院長 林和弘先生監修:https://www.skincare-univ.com/article/005287/」

 

〇ニキビの痕
思春期にたくさんニキビができたという経験があるという人も多いでしょう。ニキビができた際に気になってつぶしてしまったり、ニキビの炎症によって肌の内部の真皮部分にまでダメージが起こることで、その部分が治癒後に瘢痕化(はんこんか)してクレーターのような状態になります。その箇所は毛穴が開いたままの状態になってしまうため、毛穴が大きく目立ってしまいます。このようにニキビが出来た際の対処法を間違えると毛穴が開いて目立つようになってしまうこともあるのです。

「ニキビを潰すと治癒後に瘢痕化(はんこんか)し、そのか所の毛穴が開いたままの状態になってしまいます。また、ニキビを治したいがために洗顔をし過ぎたり、保湿をおこたるなどの間違った対処をすることで肌が乾燥し、必要以上の皮脂分泌が起こると、毛穴が詰まり、開いてしまいます。」

引用元「スキンケア大学 メディカルプラスクリニック新宿院長 林和弘先生監修:https://www.skincare-univ.com/article/005287/」

 

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