無農薬野菜と食育

無農薬野菜についてよくテレビや雑誌などで目にすることがあると思います。無農薬と聞くと体に良い、味が良いというイメージがありますが実際のところはどうなのか、無農薬野菜とオーガニック野菜の違い、また子供の食育について紹介していきます。

 

無農薬野菜とは

無農薬と聞くとだいたいの人が良いイメージを持つと思いますが、無農薬野菜は栽培期間中に農薬を使わず生産された野菜の事をいいます。ですので、全く農薬を使わず栽培された野菜というわけではありません。

栽培期間中に農薬を使わない、というのが無農薬の特徴で昨年まで農薬を使い栽培していた畑でも、今年農薬を使わず栽培された野菜は無農薬野菜と呼ばれます。無農薬野菜についての基準はあくまでもガイドラインのため、もしも違反した場合でも罰則などはありません。

栽培中に農薬は使っていないため農薬を使っている野菜と比べると栄養価が高いといわれています。しかし、農薬を使っている野菜に比べて値段が高いというデメリットもあります。

オーガニック野菜とは

オーガニック野菜と呼ばれるためには国の定めた厳しい基準をクリアしなければいけません。

栽培中はもちろんのこと、種まき、または植え付け前の2~3年以上前から農薬、化学肥料を使用していない畑で栽培されます。オーガニック野菜を作るには様々なリスクが伴うため、日本ではオーガニック野菜を作っている農家は少ないのが現状です。

 

食育

食育とは食べ物を通して生命力を育てる教育のことです。子供の頃から食に対する意識を高め食に関わる人達へ感謝する気持ちや理解を深めると共に、食に関する知識や自らが食を選択する判断力を養っていきます。

現代の家族構成に関して共働きの家庭が増えているため家族揃って食事をする機会が減っています。食事内容もインスタント食品やファストフード、スーパーに売っているお弁当に頼る事が多くなりました。食育を通して食べ物が作られる仕組みや、栄養にも気を使いバランスの良い食品を選択することの大切さなどを学び、より子供の心と体の健康を守ることができるのです。

 

無農薬野菜と食育

 

野菜嫌いな子供が多いため、野菜を使っての食育はとても効果があります。野菜に関する知識を学ぶことにより野菜を身近に感じるようになるため、野菜の好き嫌いを克服できる可能性があるからです。

子供たちが野菜の育つ過程を見学するには、無農薬野菜やオーガニック野菜の農家さんが効果的です。無農薬栽培や有機栽培の現場を見ると、農家さんが大変な手間や時間をかけて野菜を育てているかを知ります。そして沢山のことを学んでいくうちに、農薬を使う農家さんが悪いのではなく旬を無視して年中同じ野菜を必要とし、見た目が良い野菜しか買わない消費者側にも問題があると気づくはずです。農薬や化学肥料を使わず栽培される仕組みを幼い頃から知っていれば、見た目だけで判断することなく本物を見極める目を養うことができるようになっていくでしょう。

 

子供の食育

子供の食育は幼稚園や保育園でサツマイモやジャガイモ掘りなどの収穫体験を行うこともありますが、出来上がった野菜を収穫するだけでなく最初から野菜が育っていく過程を見せることの方が効果があります。

自宅で野菜を育てることができる環境ならば子供に野菜を育てさせてみせましょう。毎日世話をし大切に育てることで、食卓に出てくる野菜が貴重だと知ります。

そして自分で育てた野菜を収穫し、子供に料理をさせてみましょう。野菜の中身がどうなっているのか、観察していると野菜に対する興味が湧いてくるはずです。

 

まとめ

普段食べている野菜が農薬まみれで体に悪いものというわけではありません。しかし農薬や化学肥料を使わない本来の野菜を味わってみることは子供にとって、とても良いことです。たくさんの手間や時間をかけた栽培方法を教えてみてはいかがでしょうか。嫌いな野菜克服のきっかけになるかもしれません。

 

 

 

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