生理不順は低すぎる体脂肪率のせい!?○


皆さんはダイエット中に、体重だけではなく体脂肪率も意識していますか?手足がほっそりとした華奢なモデル体型に憧れる女性は多いと思います。

そんな「美容体型」を目指して、毎日ダイエットに励む女性が多くなっています。しかし、体脂肪率は低ければ低いほど良いという考えはとても危険です。

 実は、短期間で体重や体脂肪を減らし過ぎてしまうと生理が止まるなど「生理不順」を起こす可能性が非常に高くなります。最近では、行き過ぎたダイエットに苦しむ人が増えてきています。

ダイエットや、急激な体重変化による「生理不順」は、脳から出るホルモンで、卵巣をコントロールするゴナドトロピンという物質が減っているため卵巣機能が落ちている可能性があります。

今回は生理不順と体脂肪率の関係について紹介していきたいと思います。

 

体脂肪とは?

体脂肪とは、体に蓄えられた脂肪のことで、大きく分けると「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があります。体重に対する脂肪の割合として「体脂肪率」という数字で表します。

最新の体重計には、体重の他に体脂肪率まで測ってくれる製品も増えていますよね。

体脂肪と聞くと美容や健康にとって、悪だと思われがちですが、本来は人間が生命を維持するために必要なものなのです。

・保温保持機能として働き、保った熱を逃さない

・内臓を正しい位置に保ち、衝撃から内臓を守る働き

・エネルギー源として蓄えられ、不足した場合には場合にはエネルギーの補給として使われる

といった働きがあります。

 

体脂肪率が低いと生理不順になるわけ

過度なダイエットなどで、体脂肪を必要以上に減らしてしまうということは、いざというときの蓄えを自ら減らし、生命を危険に晒しているということに他なりません。

皮下脂肪と、女性ホルモンは密接な関係があり体脂肪が減ると、脳は生命の危機を感じます。そのため、まず命にかかわらない生理の機能からストップします。

生理不順はそれくらい危険な状態だということを理解しておかなくてはなりません。

体脂肪率が10%以下の女性は、ほぼ全員に月経異常があると言われるほど、体脂肪率と女性ホルモンは密接な関係があるのです。

 

体脂肪率の理想値って?

体脂肪率は、年齢や性別によって異なります。

 

ダイエットや、体重制限を始める前に、今一度自分の理想の体脂肪率を把握しまておきましょう。

 

体脂肪率の目安は、男性は10~19%、女性は20~29%と言われています。この数値を超えると肥満となります。

「体重に占める体脂肪の割合を、「体脂肪率(%)」といいます。

一般に、健康的とされる体脂肪率の目安は、男性は10〜19%、女性は20〜29%です。体脂肪率がそれ以上になると、肥満ということになります。」

まずは自分の体脂肪率を計算してみましょう。体脂肪率の計算はまず、「標準体重」と呼ばれる一番病気にかかりにくいとされる健康的な体重基準値を割り出します。

その「標準体重」をもとに自分の体脂肪率を知ることが出来ます。

≪体脂肪率の計算≫

標準体重 = 身長(m) × 身長(m) × 22

体脂肪率 = ( 自分の体重 – 標準体重 ) ÷ 標準体重 × 100

健康にプラスして見た目の美しさと両立したい方に基準にしてほしい理想値は22~23%と言われています。美ボディを目指すのであれば、20%台前半を維持できるように自己管理しましょう。

また、ダイエットする際も過度な食制限などをして一気に体重を減らそうとするのではなく、
1ヶ月に-1kg程度のペースで計画的に減量するように心がけるのがおすすめです。

もともとの体重の1割以上の体重を1ヶ月間で減らそうとすると、体が対応しきれず、生理不順を起こす可能性が高くなるといわれています。

さらに、短期間での集中的なダイエットはリバウンドしやすく、健康も崩しやすくなるので危険です。

健康的に痩せるためには、生活習慣の一部として無理のない程度で続けていけるダイエット方法を選ぶようにしましょう。

 

体脂肪率が低いデメリットとは

体脂肪率が低いとどんなデメリットがあるのでしょうか。

〇寒いと感じやすくなる

脂肪には体から熱が逃げないようにする保温効果があります。

脂肪が多い人は体内の熱が外に出にくいです。反対に脂肪がないと体外に放熱する量が多いので身体が冷え切ってしまいます。これが、体脂肪率が低いと寒くなる原因です。

〇風邪をひきやすくなる

体脂肪率が低いと、体の熱が失われやすくなるため風邪をひきやすくなります。体が冷えやすくなることが関係していますが、体外へ熱が放出されて体温が下がると、免疫力が低下します。

風邪の原因である細菌やウイルスと戦う力が弱くなるので、風邪が悪化しやすくなります。

実際にサッカー日本代表の長友選手も体脂肪率を落としてから、風邪をひきやすくなったと話しています。

〇筋肉が減りやすい

人間の体は食事で栄養を摂取しますが、充足感がない時は脂肪を燃やしてエネルギーにしようとします。

しかし、体脂肪が少なく脂肪が足りないときは筋肉をエネルギーにして不足した栄養を満たそうとします。体脂肪が少なければ、その分筋肉が消費されることになり、痩せ型の人は食事量が少ないのでどんどん筋肉が消費されてしまいます。そのため、体脂肪率が低いと筋肉が減りやすくなります。

病気などで食事が摂れなくなった場合は歩行困難になるほど筋力が低下してしまうという例もあるほどです。エネルギー不足は生活に大きな支障を及ぼしかねません。

 

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