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- 2020.01.10
- ダイエット

体脂肪率を測るベストな時間帯とは○
みなさんは体重はあまり変わっていないのに、測る時間帯によって体脂肪が大幅に変わるなんて経験はありませんか?
朝と夜でも結構変わってくることがよくあります。では、一体どの時間帯に測るのが正確なのでしょうか。
今回は、体脂肪を測るベストな時間帯をご紹介していきたいと思います。
体脂肪とは?
そもそも体脂肪とは、体に蓄えられた脂肪のことです。体重に対する脂肪の割合として「体脂肪率」という数字で表します。
体脂肪と聞くと美容や健康にとって、悪だと思われがちですが、本来は人間が生命を維持するために必要なものなのです。
・保温保持機能として働き、保った熱を逃さない
・内臓を正しい位置に保ち、衝撃から内臓を守る働き
・エネルギー源として蓄えられ、不足した場合には場合にはエネルギーの補給として使われる
といった働きがあります。
体脂肪率・適正体脂肪率
具体的に、体脂肪率(%)=体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg)×100という計算式で求められます。
体脂肪は低ければ低いほど良いというものではなく、低すぎると体温の低下や筋力の低下(筋肉を分解してエネルギーを作り出すため)を招くことがあります。
女性の場合はホルモンバランスの異常から、生理不順などを招くこともあります。
体内の水分量で体脂肪は左右される
体脂肪を測れる体重計のほとんどは、体に微弱な電流を流します。そのため、体内の水分量に体脂肪は左右されるのです。体に水分がたくさんあると、電気が通りやすくなり、体脂肪率が下がります。
なので、入浴後や食事の後には体内に水分が蓄積されるので体脂肪率は下がるのです。生理中は体内から水分が排出されるため、体脂肪率は上がります。
また、日々体脂肪率をチェックされている方の中には、入浴後に体脂肪率が減って喜ばれる方がいらっしゃいますが、入浴後の体脂肪率減少は体脂肪が減った訳ではないのです。
実はこれ、足裏が湿ったままで計測していることが原因なんです。
上記でも記載したとおり、体内の水分が多いと電気が通りやすくなり、電気抵抗値が下がり、筋肉量が多くなると算出されます。足裏が湿っているということでも同様のことが起こります。
体脂肪計の正しい測り方
ポイント① 同じ時間帯、同じコンディションで測る
入浴、運動、食事の前後などでも違いますし、その時の水分量などでも違います。
運動して汗をかいたら体脂肪の数値が上がり、水分を摂ると数値が下がると言われています。体脂肪率は、体内の水分代謝に大きく影響を受けます。
それは、市販されている家庭用の体脂肪計のほとんどが、インピーダンス法という測定法だからです。
インピーダンス法とは、電流の流れにくさを測り、そのデータを年齢、性別、体重ごとに調べた体脂肪率のデータと照合することによって体脂肪率を出す方法です。
そこで体脂肪を測る時は、できれば裸で測定するほうがより正確な数値になります。服を着ていると電気が通りにくく、体脂肪率が多く表示されてしまいますのでご注意ください。
また以下の場合も避けたほうがよいでしょう。
- 起床直後
→起き上がることで体内の水分が全身に移動するため - 食後
→血液の流れが活発になることにより体内の水分状態が変動するため - 運動直後
→発汗や食後と同様に血流の量が増えることにより、体水分の状態が変動するため - 入浴・サウナ後
→こちらも運動直後と同様 - 気温低下や低体温時
→体温が低下することで血管が収縮し、体の水分状態が変動するため
以上を踏まえておすすめしたいのが入浴前の計測です。食事をしてすぐ入浴される方は少ないという前提ですが、体内の水分状態が安定している可能性が高いタイミングです。
また体脂肪率を算出する際には、体重が使われるため、軽装ではかることが正しい計測につながります。それを踏まえても、衣服を脱ぐ、この入浴前のタイミングが特におすすめなのです。
ポイント② 性別、年齢、身長のデータは正確に
測定を行う際に、性別、年齢、身長のデータが間違っていると測定結果に不備がでます。年齢もそうですが、性別が間違っていると体脂肪率が変わってくるので、データは正確に入力しましょう。
ポイント③ 床の上で計測しよう
計測する場所にも注意しましょう。必ず硬い床の上に体脂肪計を置いて測ってください。畳などの上では安定しないため、正確に測れません。
また、測定前に体脂肪計の表面と足の裏をキレイにしておきましょう。ごみの付着や、足裏の乾燥などによって電流がうまく流れず、誤差が生じてしまいます。足裏はウェットティッシュで拭くのがおすすめです。
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