頭皮がかゆいのは○○が原因だった

頭皮に関する悩みの中で最も多いのは「地肌・頭皮のかゆみ」です。
思わず掻きたくなってしまう、フケがよく落ちるようになった、などの頭皮のかゆみに関係するお悩みはすべて「炎症」が関係しています。
今回は頭皮のかゆみが起きる原因と対処法について紹介していきます。

 

頭皮のかゆみの元”炎症”は起こる理由

頭皮のかゆみの元は頭皮の炎症ですが、この炎症には2種類のパターンが存在します。
皮脂の過剰分泌が原因の「脂漏性皮膚炎」と、地肌の乾燥が原因となる「乾燥性皮膚炎」です。

 

◯皮脂の過剰分泌「脂漏性皮膚炎」とは
皮膚にはどの部位であっても「常在菌」と呼ばれる微生物が生息しており、肌の健康を守ったり、病原菌の繁殖を防いだりする働きをしています。しかし、一部の「常在菌」の中には皮膚に悪影響を及ぼすものも存在します。マラセチア真菌と呼ばれる「常在菌」がまさに頭皮の炎症を引き起こす原因となっているのです。
マラセチア真菌が皮脂を分解することで「遊離脂肪酸」という成分を作り出し、この成分が頭皮を刺激することで、頭皮に炎症が引き起こり、かゆみの原因の1つとなっています。
「遊離脂肪酸」による刺激がから頭皮を守るため、より多くの皮脂を分泌されてしまい、新しい「遊離脂肪酸」を作り出すという悪循環が起こると言われているのです。

「皮脂の成分の1つであるトリグリセリドはマラセチアなどの皮膚の常在菌によって遊離脂肪酸に分解されますが、この遊離脂肪酸が皮膚に刺激を与えることが 脂漏性皮膚炎発症の原因の1つと考えられています。」

引用元「さぎのみや皮膚科クリニック:https://www.saginomiya-hifuka.com/seborrheic.html

 

◯地肌の乾燥が原因「乾燥性皮膚炎」とは
本来は、皮脂が皮脂膜を形成し刺激から肌を守っていますが、何らかの原因で皮脂が少なくなることあります。乾燥などが原因で、皮脂膜が作られなくなったり、水分を失ったり、細菌・雑菌が皮膚から侵入ししまったり、と炎症を起こすきっかけになってしまうのです。

以上2つの原因で頭皮の炎症は引き起こり、かゆみにつながっていたのです。

 

日常生活でのかゆみの原因

何気ない日常生活の行動がかゆみにつながっていることがあるかもしれません。
頭皮にかゆみがある、フケが出てきて困っている、そんなあたなは日常生活で以下のような行動を取っていないか確認してみましょう。


〇シャンプー+コンディショナーの洗い残し
生活をするうえで大事なお風呂ですが、その際シャンプーやコンディショナーをしっかりと洗い流さないと頭皮に刺激を与えてしまい、地肌が荒れてしまいます。シャンプーに配合されている界面活性剤はさっぱりとした仕上がりにはなるものの、界面活性剤自体の刺激が強いため、地肌に残ると刺激になる可能性が高いのです。
また、シャンプーの際などに爪を立てて洗うなど、頭皮が傷ついた状態になってしまうと、蒸れたりするとかゆくなり、また掻いてしまうという悪循環になってしまいます。

 

〇脂質の多い食生活
ファーストフードやスナック菓子などの欧米型の脂質の多い食生活をしていたり、過度なストレスを感じる生活を送っていたりすると皮脂が大量に分泌されるようになります。皮脂の大量分泌は毛穴が詰まることで頭皮にトラブルが起きます。毛穴が皮脂で詰まると、老廃物が排出されなくなってしまいます。酸化した皮脂は、過酸化脂質という刺激物へと変わっていき、肌に刺激を与えて炎症に繋がるのです。中には皮脂が酸化することで、頭皮の臭いが気になる人も増えます。

 

〇シャンプーのしすぎ等が原因の頭皮の乾燥
乾燥することでバリア機能が低下していき、少しの刺激でさえかゆみを感じてしまいます。他にも頭皮の防御能力が低下していき、シャンプーなどが表皮の奥に入り込み、それが刺激となってかゆみが起こります。フケなどの症状がある方はとくに、綺麗にしたいという思いが強いのか、石油系界面活性剤入りの洗浄力の強いシャンプーなどで強い力を入れて洗ってしまい、肌を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるようです。またシャンプーの仕方も爪を立てて洗う人は、必要な角質が剥がし、頭皮に細かい傷をつけ炎症につながっている可能性も高いのです。

 

 

病気が原因かも…?

日常生活以外にも、病気が原因でかゆみを引き起こすことも。


〇アトピー性皮膚炎
ハウスダストなどによって起こるアレルギー疾患です。強いかゆみを伴う為に、頭をかくことで感染して悪化することもよくあります。思春期ごろに治まる人も多い反面、成人してからも治まらない方は慢性化してると言えるでしょう。アトピー性皮膚炎の場合、頭だけではなく、全身に症状が出るのですぐに見分けがつきます。

 

〇頭ジラミ症
頭ジラミ症は子供たちに多く見られる症状です。不衛生だからうつるのではなく、保育園や小学校などの集団生活の中で、子供同士が髪と髪が触れ合う機会が多いことや、友達や姉妹などでクシなどを共有することでうつっていってしまいます。頭皮に寄生する吸血性の昆虫のことを指していて、刺されると激しい痛みを伴います。主に枕や温泉、プールなどから感染するケースが多いです。感染してしまっても、シラミ駆除用のスプレーなどがあるので、慌てずに使用すれば、駆除することができます。

 

〇脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌の多い頭皮や鼻の周辺などを中心に起こりやすい皮膚炎です。実はほかの皮膚炎とは大きく違う特徴があります。それは原因が、カビの一種(真菌)だということです。そのため、きちんと治療しないと、再発や慢性化したりするので、適切な対応が必要です。かゆみはそれほど強くなく、皮脂の盛んな場所が赤くなったりします。頭皮にフケが発生したり、臭いが発生する場合があります。
初期症状が、アレルギー性皮膚炎などと似ているため、脂漏性皮膚炎とは知らないまま、かゆみなどに悩まされている方が多くいるといいます。もし炎症やかゆみを繰り返す場合は、脂漏性皮膚炎を疑ってみてもいいかもしれません。

「皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関与していることが認識されており、重要な症状の悪化因子と考えられています。マラセチアは脂腺から分泌される皮脂を栄養源としているため、皮脂の量が多くなるとマラセチアも増殖します。」

引用元「さぎのみや皮膚科クリニック:https://www.saginomiya-hifuka.com/seborrheic.html

 

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