チャレンジを成功させる心理学

新しい自分に変わろうとする時に、人は少し高みを目指します。

ただ大きな目標を掲げ過ぎると、目標が大き過ぎ最初からムリと思ってしまったり、それを考えるだけで疲れはててしまいます。そして途中でやめてしまう体験が続くと「私は何にチャレンジしても続かない」と思ってしまうのです。

 

こういう時には最初から目標が高くなり過ぎていないかを考える必要があります。

 

掃除でも広い部屋を考えると「今日は時間がないから」とか「疲れているから」と、部屋の広がりに気持ちが向かい、逆に動けなくなることがあります。

だから「今日は机のこの部分だけ片付けよう」とスタートすると、気づけば机全体を片付けているし、そのついでに部屋全体に掃除がおよぶことがあります。

 

ですから、目標を立てる時には、成功する人は目標を細かく刻む。大きなチャレンジを考えすぎて動けなくなるのではなくスモールステップに刻む。その小さな達成感は、次のアクションへのモチベーションになるからです。

 

100人の敵を前にして、その100人を倒す「剣の道」があります。剣豪、千葉周作は「それ敵は一人、それ剣は一つなり」と語りました。「100人全員と戦う」と考えると「ムリ、勝てない!」と最初から負けてしまいます。すると身体は緊張して、いつものパフォーマンスすら発揮できません。すると一人の敵をも倒せないで戦いは終わります。でも、自分に向かって来る敵は、一人、剣は一つ!そこに意識を集中すれば、先の99人の敵は、不安から消え去り、一太刀、一太刀に最高のパフォーマンスを発揮し、そこに100人の敵を倒す「剣の道」が開かれるのです。

 

自営業であれ、サービス業であれ、会社員であれ、ふと道の途中で「自分は何処まで行けるのやら…」と、将来に不安を感じる事があります。自分の体力、気力の先にある限界を意識し過ぎるからです。そんな時は「今、出来る」ことに集中することです。マラソンであれば42.195キロを意識しないで、一歩一歩に集中し、景色を楽しみ、応援してくれる人の笑顔に集中することが、フルマラソンを楽しめる人です。

 

ですから、チャレンジすることは素晴らしいのですが、高い目標を意識し過ぎて最初から、目まいをおこさないように注意をしましょう。

 

そして、今日の一歩が明日の違った自分になる。それがチャレンジの素晴らしさです。

 

 

プロフィール

衛藤信之
日本メンタルヘルス協会 心理カウンセラー
ブログ: https://ameblo.jp/n-etoh
YouTube:http://www.youtube.com/c/mentaletoh

 

 

 

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