【2019年最新】痩せてても体脂肪率が高い?!隠れ肥満とは

京都大学大学院人間・環境学研究科教授 森谷敏夫氏らの研究によると、20代の日本人女性4人に1人がBMI 18.5未満の「やせ(低体重)」と報告されています。しかし、その一方で痩せ型の女性の3割~4割は、体脂肪率が高い「隠れ肥満」や「隠れ肥満傾向」にあるとも言われています。

ここでは、隠れ肥満とは何かを知り、隠れ肥満の問題点や隠れ肥満にならないための対策をお伝えします。

痩せているからと見た目で安心していては、後で怖いことになるかもしれません。しっかりと隠れ肥満について知りましょう。

 

隠れ肥満とは?

隠れ肥満とは、サルコペニア肥満とも呼ばれています。

「サルコペニア」は、筋肉(サルコ)が減少(ペニア)することを意味しています。見た目は普通でも筋肉量の減少により脂肪の量が相対的に多い状態になり、隠れ肥満になるのです。

 

具体的に言うと、BMI値(身長と体重から計算するボディー・マス・インデックス)は正常値でも、体脂肪率が男性25パーセント以上、女性30パーセント以上の高数値の人は隠れ肥満です。

 

見た目を気にする若い女性は、体重ばかりを気にしてしまい、体脂肪率まで気が回りません。たとえBMI値が分かっていたとしても、それだけでは筋肉質なのか脂肪過多なのか区別できず、隠れ肥満になっていることを見落としてしまうのです。

「痩せているから健康」「メタボじゃないから大丈夫」は思い違いです。本当に怖いのは隠れ肥満ですので、体脂肪率までしっかりチェックをするようにしましょう。

 

隠れ肥満の問題点

豊橋ハートセンターのHPhttps://www.heart-center.or.jp/div04_7_archive/div04_7_0_20180701.htmlによると隠れ肥満には、肥満とサルコペニア(筋肉減少)両方のリスクがあります。

 

隠れ肥満は、一般的な肥満のリスクと同じように、糖尿病や脂質代謝異常症・高血圧・心筋疾患などの生活習慣病をはじめとする数多くの疾患の原因となる場合があります。

 

厚生労働省https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.htmlによると、同じBMIの数値でも、どこに脂肪がついているかで健康への危険性は大きく異なってきます。

 

腰まわりや太ももなど下半身を中心に皮下脂肪が多く溜まっているものの内臓脂肪は少ない「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)」は大きな問題が無いのに対し、筋肉の内側の腹腔内に脂肪が多く蓄積する内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)の人は、糖尿病・高血圧・脂質代謝異常などを発症する確率が高くなると報告されています。

 

また、日本職業・災害医学会会誌第64巻第1号「男性労働者の隠れ肥満について」の論文http://www.jsomt.jp/journal/pdf/064010021.pdfによると、生活習慣病関連因子を比較したところ,血糖,HDLコレステロール(女性のみ)、中性脂肪(女性のみ)、血圧,総コレステロール、LDLコレステロール、HbA1c、遊離脂肪酸(男性のみ)、脈波伝播速度等において、隠れ肥満は健康な人より高い数値が報告されました。

また、肥満の人とは同等の数値が出たとのことから、肥満と同じリスクがあることが分かっています。

 

隠れ肥満に見られる筋肉量の減少は、加齢や疾患により筋肉量が減少するサルコペニアの危険性を高めます。それだけではなく、隠れ肥満は脂肪が多いため、通常のサルコペニアより運動機能低下や筋力低下、代謝性疾患の発症リスクが上がると報告もされています。

 

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