ウィンターカラーとは?

皆さんはパーソナルカラーをご存知ですか?

パーソナルカラー(Color analysis)とは、その人の生まれ持った肌や髪、目の色などと雰囲気が調和する色のことであり、「パーソナルカラー診断」などで知ることができます。

人それぞれ個性が違うように似合う色もそれぞれ違い、ある一定の法則で判断することができるという心理学的理論に基づくひとつの審美感のことです。

パーソナルカラーで「似合う色」がわかると、顔色が良くイキイキとした表情に見えたり、調和的な美しい印象を与えることができるといいます。さらにはディスプレイや商品デザインにも応用できる知識です。

今回はアメリカで生まれ日本へ伝わったこの色彩理論を、ウィンターカラーを例にわかりやすく簡単にご紹介します。

パーソナルカラーの理論

色の属性(性質)の違いによって顔の見え方が理論的(=客観的)に変化するという法則性を世界で初めて明快にしたものがパーソナルカラーの基本的理論です。

個人の生まれ持っている色調を分析し季節の色に分類することで、または肌のトーン似合わせた化粧品やファッションを明確に選ぶことができます。人の肌の色、目の色、髪の色と調和する衣類や化粧の色がわかることで、複数のアイテムの中から計画的にスタイリングを構築することができるわけです。

パーソナルカラーでは特定の色を個人に配置したとき、顔に発生する目の錯覚を観察することによって、特定の色合いがどのように美しく調和して見えるか、または逆に不調和で美しくないかを明確に分けることができます。

間違った色を配置すれば、人はしわや不均一な肌の色合いなどの欠点に目がいくようになり、調和のとれた色を配置すれば、個人の自然の美しさを高め健康でイキイキとした表情に見せることがわかっています。

これは、1980年代にアメリカから日本に伝わった理論で、人間の目の色彩認識機能とそれによる感情変化の傾向を研究し得られたデータが基になっています。

今日では日本でもビジネスの販売、営業、企画デザインの領域で広く支持され、特にファッション業界(メイク・アクセサリー・アパレルなど)において顧客に似合う色の選定方法を説明するために頻繁に使用されるようになりました。

4つのシーズンカラー

シーズンカラー(フォーシーズンカラー)は、パーソナルカラーを分類するうえで基本となる属性です。その人の肌、髪、瞳、唇、頬などの色によって、春(ブライトスプリング)、夏(パステルサマー)、秋(ディープオータム)、冬(ブリリアントウィンター)の4種類に分類できます。

春と秋は黄味がかった色(イエローベース)、夏と冬は青みがかった色(ブルーベース)と大きく2つのベースカラーに分類され、さらに春と夏はソフトな印象、秋と冬はハードな印象という考え方がされています。

イエベとブルベ

最もベースとなるのは肌の色とされています。ですから、4つのシーズンカラーを知る前に、まずご自身がイエベ(イエローベース)かブルベ(ブルーベース)かを知るのが先決でしょう。日本人は黄色人種ですが、日本人全員がイエローベースになるわけではありません。

わかりやすい判断方法は、似合うピンクの色で見分ける方法です。

青みがかったピンク(紫に近いピンクやフューシャピンク)、黄みがかったピンク(珊瑚色や桃色に近いぴピンク)、どちらが似合いますか?好みではなく、似合う方で判断してください。

両方にまたがるグリベ

グリベ(グリーンベース)とは似合うイエローベースとブルーベースの色の配分が均等に近い場合を指す俗称です。グリベの存在を知らない方も多いのではないでしょうか?「色を跨いでいる」と表現されることも多いそうです。

グリベの特徴としては黄み、青み、灰みといった多様な要素を持つことから補色による影響が強く出やすいことが挙げられます。補色の影響が強いとお互いの色味が主張しあい、派手な印象になりやすいという特徴を持っています。 また、色選びの際には色相よりも、明度や彩度を重視することが推奨されています。

わかりにくいと思いますので、どういうことか具体的にあげてみましょう。以下は一般論におけるグリーンベースの特徴です。

  • イエベとブルベどちらの要素も当てはまる
  • 似合うアクセサリーはゴールドかシルバーかよりも、光沢の有無によって左右される
  • ブルベとイエベの代表的カラーは似合わないことが多い
  • コスメの色味が強く出やすく、ケバケバしい印象あるいは野暮ったい印象になりやすい

もしあなたが、これまで簡易的なパーソナルカラー診断の結果や「イエベ」「ブルベ」の特徴にピンと来ない経験があるのでしたら、「グリベ」である可能性が高いでしょう。

ウィンターカラーとは

ウィンターカラーは「モダン」「シャープ」「ドラマチック」といったイメージワードで表現されるカラー群です。一面の銀世界を想起させる純白、氷のような凛として尖ったイメージ(アイシーカラー)はっきりとした鮮やかな原色(ヴィヴィットカラー)も似合います。

ファッションやメイクなどは、クールビューティーな雰囲気を意識すると、女性らしい魅力が引き出されて洗練された印象を与えることができるでしょう。

色の傾向としては、くすんだ色より鮮やかな色、コントラストはソフトよりハード、色相は黄みよりも青みといったカラーが似合います。

また、ウィンターカラーの方は、ソフトでふんわりしたデザイン、フリルなどではなく、シャープで直線的なシルエットが似合います。

丸襟よりもスクエアネックやVネック、シルエットもオーバーサイズよりぴったりタイトなものが良いようです。

色合わせもぼんやりと同系色でまとめるより、モノトーンをベースにメリハリのある色を合わせ、柄物の場合はハッキリしたインパクトのある柄を選ぶとハマります。

ウィンターカラーの中でも、さらに「クリア・ウィンター」「ビビッド・ウィンター」「クール・ウィンター」「ディープ・ウィンター」の4つに分類することができますが、ここまで細かい診断は、プロの診断士に依頼しないと判定することはできません。

また、素人目には、しばしば青みの強い色味を得意とするクール・サマーがサマーカラーでありながらウィンターカラーと誤診されやすいなど、正確な診断は巷であふれている情報から自己判断するのは危険なところがあります。

色彩心理学におけるウィンター

色の心理的な意味合いは、顔の色や周囲に与える印象などへの影響とは何の関係もありません。色が個人の外見に与える物理的な影響と、色が世界に投影する独特のイメージが与える影響の両方を考慮しておく必要があります。

冬になると、それぞれのパーソナルカラーとは関係なく、ウィンターカラーのアイテムが街に溢れます。

人は冬のイメージに感化され冬に溶け込もうと、ウィンターカラーのアイテムを手に取るようになりますが、ウィンターカラーでは無い人がウィンターカラーをお顔の近くに持ってくるのは間違いです。

どうしても気になる場合は、小物や靴など、なるべくお顔から離れた場所にウィンターカラー を取り込むようにしましょう。

また、もともとウィンターカラーの方にとって、冬はご自身が最もイキイキとして見える季節です。似合うカラーを把握して、メイクやヘアカラー、服装、小物に至るまで思い切りオシャレを楽しみましょう!

 

 

 

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