シミは早めに対処するべき!

シミが気になり出したのはいつごろですか?

シミには様々な種類がありますが、実は早期に対策しておかないとなかなか改善が難しい種類のシミもあります。

少しでもシミのもとや兆候を発見したら、なるべく素早く対策をしましょう。

今回はシミの出来はじめに気づいたらご自身で早めの対策ができるよう、お家でできる有効な対処法などをお教えいたします。

シミの正体とは!?

気がついたら「顔にシミができていた…!」ということはありませんか?

シミは肌の内部から発生するトラブルです。

今は見えていないから大丈夫ということは無く、シミの元が既に肌の奥に潜んでいる場合もあるのです。

シミとしてお肌の表面に現れる前に、しっかり予防していきましょう。

シミとはそもそもどんなもの?

シミとは、肌組織の奥で生成された「メラニン」という黒い粒子(色素)が沈着したものの総称です。

皮膚表面の組織は、「ケラチノサイト」という表皮細胞と「メラノサイト」という色素細胞などから形成されています。

お肌が紫外線を浴びたり、摩擦などの外敵刺激やストレスを受けることで、酵素が活発となり「メラノサイト」内で「メラニン」が形成されます。

「メラニン」は本来、このような様々な刺激やダメージからお肌を紫外線から守る目的で生成される物質なのですが、これがシミの元ともなってしまうのです。

シミのできるメカニズム

本来、ターンオーバーが正常に働いていればメラニンは排出されていきますが、紫外線を浴びすぎたり、過度なストレスや刺激でターンオーバーが追いつかなかったり、サイクルが乱れたりすると、「メラニン」が排出されきらずに蓄積され、シミとなってしまいます。

シミというのは1種類だけはなく日光性色素斑(日光黒子)、雀卵斑(そばかす)、肝斑、ADMなど、いくつもの種類に分類されます。種類が異なると原因やできる場所などもそれぞれ違いますが、どのシミも紫外線が原因のひとつとなることは共通しており、全てのシミにおいて過剰に発生した「メラニン」が原因となって形成されてしまいます。

シミの様々な種類

シミにはその原因やできる層、形状などによって様々な種類があります。

ここでは代表的なものをあげますので、日頃の予防対策やケアの参考にしてください。

⚫️日光性色素斑(日光黒子/老人性色素斑)

最もポピュラーなシミはこの日光性色素斑です。主に30歳から40歳くらい、中年以降にでき始めて年齢を重ねるごとに増えていく傾向にあります。淡褐色~濃褐色で、数ミリのものから数センチの大型のものまで様々です。

⚫️肝斑(かんぱん)

肝斑(かんぱん)は、頬骨周辺に沿って左右対称にできる特徴があります。輪郭がはっきりしておらずもやもやっとした形でできており、目の周囲には見られません。原因のひとつとして女性ホルモンが大きく関係していることがわかっています。過度なストレスなどでホルモンバランスが乱れている方や妊娠中の女性など、女性ホルモンの分泌が激しく変動する場合にできやすいといわれています。

女性特有のシミともいわれており、30歳から40歳くらいの方に特に多く見られ、高齢者ではほとんど見られません。

⚫️雀卵斑

雀卵斑とはいわゆる「そばかす」のことです。欧米人に多く見られるシミですが、日本でも色白の方などによく見られる傾向にあります。茶褐色の1つ数ミリ程度の小さな斑点がまばらにできるもので、主に頬のあたりに多く見られます。3歳以上から出始めるといわれ、思春期にピークを迎えます。

⚫️炎症後色素沈着

4つ目の炎症後色素沈着とは、肌の炎症を起こした後にできるしみです。年齢や世代を問わずにできるシミですが、時間の経過とともに徐々に薄くなっていくことが特徴ですが、紫外線を浴び続けたりターンオーバーが正常に行われないとそのまま濃く残ってしまうこともあります。

⚫️ADM

後天性真皮メラノサイトーシスという「あざ」の一種で、後天性両側性太田母斑様色素斑、遅発性真皮メラノサイトーシスなどとほぼ同じ部類のシミにあたります。

ADMは黄色人種の女性に多く見られ、早くは13歳から(多くは20歳以降に)発生し始める顔面の濃いシミです。多くの場合は、日光性色素斑や雀卵斑(そばかす)、肝斑と混在しており、特に肝斑との混在例が多く、この場合は皮膚科専門医でも非常に治療方針の見極めが難しくなります。

ADMの原因はハッキリとわかっておらず、特徴として小型の斑点が散在していること、色はかすかにグレーから青味を帯びて見えること、肝斑と同様に両側の頬上部に左右対称に存在すること、(男性の場合は額の両側)、まれにまぶた・鼻の脇・鼻の付け根にも見られることなどがあります。真皮の近くにあり、最も根の深いシミです。

シミができてしまう主な原因

シミができる原因として、共通しているのは「紫外線」であることは明白ですが、他にも代表的なものがいくつかあります。

【シミの主な原因6つ】

⚫️紫外線ダメージ

⚫️活性酸素によるダメージ

⚫️ホルモンバランスの乱れ

⚫️摩擦などの物理的刺激

⚫️心理的ストレス

⚫️化学的ストレス

(石油系合成界面活性剤によるお肌のバリア機能破壊など)

紫外線ダメージの他に注意したいブルーライト

紫外線は、家の中にいてもガラスを通してや反射によって降り注いでいます。

また、パソコンやスマートフォンのブルーライトからもダメージを受けています。

ブルーライトは紫外線に近い性質を持っており、紫外線の次に波長が短い光です。ブルーライトと近い性質にある紫外線のUVA波の多くは角膜や水晶体で吸収され、ほとんど網膜までは届きません。ブルーライトが怖いのは、角膜や水晶体で吸収されず網膜の奥に直接吸収されることです。

ブルーライトと近い性質であるUVA波は肌の真皮層、かなり深いところにまで届く紫外線です。そして、同様に真皮層に存在するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作る線維芽細胞にダメージを与えます。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は肌のハリ・弾力・保湿を維持するための重要な組織なので、これらが年齢と共に減少したり、紫外線などのダメージを受けると、お肌にたるみ・シワが現れるようになります。

そして、ブルーライトは日焼けの原因となるUVB波と同じく、メラニン色素を発生させて色素沈着まで引き起こすと言われています。

意外と重要な、ストレスとシミの因果関係

シミが増える原因として紫外線が大きく関わるのはご存知の通りです。

紫外線を浴びると活性酸素が発生し、メラノサイトを刺激することでメラニンが生成され、シミの元ができます。

実は活性酸素は、紫外線などの外敵な刺激以外に、心理的にストレスを受けたときにも発生します。過度なストレスは防衛本能で副腎皮質ホルモンの分泌を引き起こします。その過程で活性酸素が発生するのですが、その活性酸素が過剰に発生してしまうことで、逆にお肌の細胞を攻撃しシミを作ってしまうのです。

また、ストレスはリラックスすべき時にも無意識に緊張状態を継続させてしまい、血流が悪くなります。すると、血液によって運ばれるはずだった酸素や栄養分がお肌に届きにくくなります。その結果、肌のターンオーバーが滞り、メラニンが排出されず蓄積しやすくなりシミができてしまうのです。

また、ターンオーバーの乱れは肌のバリア機能も低下させます。外部刺激に弱い肌になることで紫外線や摩擦などのダメージを受けやすくなり、結果的にシミの発生を招いてしまいます。

さらに、ストレスを受けると男性ホルモンが増加します。

実はこの変化もシミが増える原因になります。男性ホルモンが増加し女性ホルモンが減少すると、本来のホルモンバランスが乱れ脳がメラニンを増産する指令を出してしまうため、シミができやすくなってしまうのです。女性に多く見られる肝斑は、ホルモンバランスの乱れが主な原因といわれています。

シミをできにくくする対策

シミをできにくくする基本となるのは、紫外線対策とインナーケアです。

日常生活においては、紫外線からお肌を守る機能(SPF15〜30、PA+〜++)の表記されている化粧下地や日焼け止めを使用しましょう。

レジャーや長時間の外出、真夏日の屋外においては、しっかり紫外線からのダメージを防御する機能(SPF30〜、PA++〜)の表記されている化粧下地や日焼け止めを使用しましょう。

その際、石油系合成界面活性剤の含まれていない製品を選ぶと良いでしょう。合成界面活性剤は刺激が強いうえに肌深部への浸透性が高いため、お肌の皮脂膜や角質層の組織を破壊してしまい、バリア機能を低下させる恐れがあります。お肌のバリア機能が衰えると刺激に弱く敏感な状態になり、アトピーやアレルギー等を引き起こしやすいお肌になります。

また合成界面活性剤は、お肌を構成する主成分であるタンパク質を変性させる作用があり、細胞を傷つけ痛めてしまうので、肌のハリや弾力が低下してシワやたるみなど老化の原因となります。さらにはお肌に残留して蓄積してしまう性質があり、ニキビや乾燥、シミ、色素沈着などの原因となります。

日焼け止めはしっかり落としましょう

一日中お肌を守ってくれた日焼け止めなどの化粧品は、夜寝る前にしっかり落とすようにしましょう。お肌のターンオーバーが乱れたり、刺激やストレスを与えることは、シミを増やす原因となります。

また、オフする際には摩擦などの物理的刺激を与えないようにやさしく洗い、しっかり落とした後は、不足した栄養分や潤いを補う目的で、保湿などお肌表面のケアも忘れずに!

普段の食事から気をつけましょう

先にも述べましたが、活性酸素は老化を加速させてシミを作る原因となります。

食事の中で抗酸化力の高い緑黄色野菜やフルーツを意識して取り入れ、シミのできにくい強いお肌を目指しましょう。 抗酸化作用のあるビタミンCが多く含まれている食品が何かを把握しておくと良いでしょう。

シミの予防に良いとされているのは、キウイ、レモン、カボチャ、ブロッコリー、ゴーヤ、トマト、玄米などです。毎日のお食事に一品ずつでもいいので、取り入れていきましょう。

まとめ

今回は、シミの様々な種類やシミのできるメカニズム、主な原因、日常でできる対策をご紹介しました。

シミの原因を減らすことで、3年後、5年後のお肌が変わってきます。未来の自分のために、今までシミの原因をつくってきたのであれば見直し、毎日の食事やお手入れ、生活習慣などから改善していきましょう。

また、シミに限らずストレスはお肌の大敵です。ストレスによるダメージを受けない、健やかで美しいお肌を目指してください。

 

 

 

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