足のむくみ・お腹の張り…。それって肝臓疲れが原因かも

「最近足がむくみやすい」「お腹が張る」という方、もしかすると肝臓がお疲れなのかもしれません。体のむくみやお腹の張りは、身体の不調を伴うだけでなく、見た目にも太って見えたり老けた印象を与えるので気になりますよね。
実は、むくみや張りは、肝臓疲れと大きな関係がありました。

今回は肝臓疲れについてお話をしていきます。

肝臓疲れとむくみ・張りの関係性?

一見、肝臓の疲れと足のむくみ・お腹の張りは何も繋がりがないように感じますが、実は大きく関係しています。

肝臓の主なはたらきは以下の通りです。

・解毒作用
アルコール、アンモニア、化学物質、薬剤など身体にとって有害な物質をろ過し、無毒化しています。

・胆汁生成
肝臓は消化酵素である「胆汁」を作り、脂質の消化吸収を助けます。また、血中のコレステロール値を調整しています。

・代謝機能
食事から摂取した栄養(糖質、脂質、たんぱく質)を、体内で必要なエネルギーへと変えています。

・エネルギー貯蔵
脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵しています。

血管の中には、血液に水分をとどめておく「アルブミン」というたんぱく質があり、これは肝臓で作られています。

肝機能が低下してしまうと、アルブミンが作られにくくなってしまいます。アルブミンの濃度が低下すると血管の中に水分をとどめておくことが難しくなり、血管の外に水分が出てしまって手足やお腹に水分が溜まります。

これがむくみやお腹の張り(腹水)の正体です。

肝臓疲れの原因は?

肝臓に負担がかかると肝臓疲れを引き起こします。では、肝臓に負担がかかる原因とは何でしょうか?
「肝臓疲れ」の主な原因には下記の3つが挙げられます。

・食べすぎ
・アルコールの過剰摂取
・ストレス、自律神経の乱れ

普段から甘い物や脂っこい食事が多い、毎日ビールを飲んでいる、日常生活でストレスを感じているという方は肝臓が疲れている可能性があります。

肝臓が疲れていると、本来解毒されるはずの老廃物がろ過できなくなるため、体内に老廃物が溜まっていきます。さらに代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。

身体にとって不要なものがどんどん溜まってしまううえにエネルギーが作れなくなってしまうことで、休息しても疲労感が取れません。やがて身体を動かすことがますますつらくなってしまいます。

「なかなか疲れが抜けないな…」と感じたら、それは肝臓がSOSを出しているのかもしれません。

肝臓は分解やエネルギーの生成などいろんな役割をこなすことができる強い臓器です。ただ、「沈黙の臓器」と呼ばれていて、いつの間にかダメージが蓄積されて、症状が出たときにはもう進行してしまっていた…なんてことも考えられます。

肝臓疲れは単にむくみやお腹の張りだけではなく、進行すると肝炎や脂肪肝、肝硬変などの病気に繋がる可能性もあるので、普段の食生活を見直して、肝臓への負担を減らしていくことが大切です。

肝臓疲れによってみられる症状

肝臓疲れはなかなか気がつきにくいものですが、「足がむくむ」「お腹が張る」以外にも、特徴的な症状として下記が挙げられます。

・お酒を美味しく感じなくなった
・食欲が低下し、特に脂っこいものを欲しなくなった
・姿勢に変化がみられる(右肩が下がり右の骨盤が上がる)
・右腕が上げにくくなる

その他にも、健康診断で肝機能の低下が指摘されるなど、ハッキリと数値に出る場合もあります。

また、肝臓が疲れると、周囲の臓器にも影響が及びます。肝臓から出ている肝静脈は、心臓に入る下大静脈につながっていますから、まず心臓が影響を受けます。

肝臓が疲れていると、周囲の筋肉が強張り硬くなるため、息を吸っても胸郭が広がらず、肝静脈から下大静脈に入る血流が悪くなって、さらに心臓の負荷が大きくなります。

一方、肝臓は肝静脈は血流が滞り、うっ血を起こしたり、新鮮な血液が流れていかないので機能が衰えます。

ですから、肝臓が悪い人は、たいてい、心臓もいっしょに悪くなります。逆も然りです。「肝心要」という言葉があるように、人体の要の臓器である肝臓と心臓は、重要な働きのうえで連動しており、悪くなるときはセットで悪くなるのです。

さらにその影響は、肺にも及びます。胸郭が狭いと、心臓から肺にいく血流も悪くなるからです。

心臓は全身の血液を循環させるポンプの役割もありますから、足がむくむ、お腹が張る場合は、肝臓と心臓の機能の不調をともに疑う必要があります。
「息苦しい」「立ちくらみしやすい」なども同様です。

肝臓疲れの改善策は?

〇バランスの良い食生活
食べ物を食べすぎると、肝臓が栄養をエネルギーに変えるために過剰に働くことになるので、大きな負担がかかってしまいます。
そのため、満腹になるまで食べ続けたり、脂っこい物や甘いものを控えるようにして、肝臓が正常に働くことができるようにしましょう。腹八分目を心がけると肝臓も余裕をもってお仕事をすることができます。

 

〇アルコールを控える
仕事終わりのお酒は美味しいですが、ガブガブ飲んでしまうとこれまた肝臓に負担をかけてしまいます。お酒は1日1本で押さえたり、お酒を飲まない休肝日を作ったりして肝臓を休ませてあげましょう。

〇ストレスを発散する
仕事や家庭などでストレスを抱えると自律神経の乱れにつながってしまいます。自律神経は内臓をコントロールする役目があるので、肝臓にも影響が出る可能性があります。
運動や趣味でストレスを発散したり、ぬるま湯の入浴などで自律神経を整えましょう。

肝臓のお助けマン「スルフォラファン」

「スルフォラファン」という成分をご存知でしょうか。スルフォラファンは、肝臓の解毒酵素を活性化させて、疲れた肝臓を改善してくれる働きがあります!

スルフォラファンはブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)に多く含まれていて、実際に継続して摂取した方の肝機能が改善されたというデータがあります。
1日30mgを目安に毎日摂取するのが理想ですが、毎日ブロッコリースプラウトをただ食べるだけだと飽きてしまいますよね…。

そこで、サラダや和え物、すり潰してポタージュやスムージーにしたりと食べ方を工夫するだけでも摂取しやすくなります。
また、現在ではサプリメントでも摂取することができます。あくまでも毎日の食事の補助として活用することもいいと思います。

まとめ

肝臓は、何役もこなす働きマンです。肝臓疲れから、知らないうちに症状が進行していた…なんてことにならないように、日頃の食生活を見直してみましょう。

肝臓の機能が回復し、肝臓から心臓、肺への血流がよくなると、首から脳にいく血流も改善します。疲労回復だけでなく、耳鳴りやめまい、頭痛、疲れ目なども改善され、エネルギー代謝や全身の活力改善にもつながるのです。

また、胃腸などから肝臓に流れ込んでくる門脈の血流がよくなるので、胃腸の周囲の静脈血の流れも改善し、便秘、下痢、食欲不振などのお悩みも解消していきます。
まさに肝臓は日々の健康に肝心な臓器なのですね!

最近むくみやすい、お腹が張るという方は肝臓がお疲れ気味かもしれません。お酒を控えたり、スルフォラファンを上手に取り入れたりして肝臓を元気にしていきましょう!

 

 

 

 

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