なんとかしたい「秋バテ」対策。夏の疲れを持ち越さない!

2020年は例年にない酷暑でした。

外出自粛が促されたとはいえ、完全にリモート化したのは一部の企業のようです。酷暑のなか相変わらずの通勤や通学に加え、マスクの着用、お仕事環境の変化によるストレスで、かなりお疲れが溜まっている人も多いのではないでしょうか?

まだまだ暑い日が続くものの、夏至以降は日の長さが徐々に短くなり、8月上旬には立秋を迎え、既に身体は秋冬に向けて準備をはじめています。

今年の夏の疲れを秋に持ち越さないよう、しっかりケアを行い、心身ともに健康に秋を迎えましょう。

夏バテ・秋バテとは??

●夏バテ

医学的な用語ではないので明確な定義はありませんが、一般的に「夏バテ」とは、高温多湿な日本特有の夏の暑さによって起こる心身不調の総称です。 主な自覚症状として、

  • だるくてやる気が出ない
  • 寝ても疲れがとれない
  • 食欲不振
  • よく眠れない
  • イライラしていまう
  • ふらつきやめまいが起こる

などがあります。

エアコンの効いた部屋と外気温との差が激しかったり、大量に汗をかくことで体内の水分やミネラルが失われ脱水状態が続き体内の電解質バランスが崩れること、食欲不振傾向になりたんぱく質やビタミン類が不足すること、夜寝付きにくく体力が十分に回復しないこと、高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうする機能がフル稼働になることなど様々な原因が複合的に重なり、自覚しないうちに疲弊してしまっている状態です。

これらの条件が悪循環を引き起こし自律神経が乱れてしまうと、深刻な「夏バテ」の症状があらわれます。

●秋バテ

「秋バテ」とは夏から秋にかけての日照時間の変化や、暖かい日中に比べて気温が急に下がる夜との温度変化の差などによって、「夏バテ」と同様に “自律神経系の乱れ” に起因して引き起こされる様々な症状のことです。主な症状として、

  • だるくてやる気が出ない
  • 寝ても疲れがとれない
  • 食欲不振
  • よく眠れない、朝起きれない
  • 一日中眠い
  • ふらつきやめまいが起こる
  • 肩こりや頭痛
  • 気分が落ち込む
  • 胃がもたれる
  • 顔色がくすむ

夏の紫外線ダメージを蓄積することで頭皮に負担が掛かって起きる「抜け毛」のような症状も含まれます。「夏バテ」と同様に、体調不良や食欲不振などが代表的な症状ですが、夏の間の疲れが取りきれず持ち越していることが鯨飲となったり、精神的な落ち込みなどもあらわれやすいのが特徴です。

過酷な夏も過ぎ去り、過ごしやすい秋になったはずなのに、なんだかカラダがだるい、疲れやすい、気分が塞ぎ気味などの症状を感じたら、「秋バテ」の可能性が高いです。

秋バテの主な原因

「秋バテ」が起こる原因はなんでしょうか?なぜ起こるのでしょうか?その原因は “秋の大きな変化”と“夏疲れの蓄積”にあります。

心身は季節の変化に合わせて、体内のバランスを取りながら健康を保っています。

日照時間や気温が変化すれば、その変化に合わせて身体も適応させなければなりません。高温多湿の夏から、乾燥した空気の涼しい秋へ変わる気候の変化に合わせて、身体も急激な変化を強いられます。

また、「女心と秋の空」と言われるように秋は天気の変化、朝晩の寒暖差がとても大きいため、身体の体温調節だけでなく、気圧の変化に伴う気分の上下、日照時間の減少による脳への影響もあります。また、夏は夏休みやお盆などもあり、普段と違うイベントや行動も増えます。

ですから、より安定した身体のバランスや精神状態を保つのが難しく、アップダウンの激しい季節となります。

そんな変化の多い秋に、夏疲れを取りきれずにそのまま移行してしまうと、「秋バテ」の症状がみられるようになるのです。

また、身体と心は連動していますから、体調不良と「秋うつ」などの季節性感情障害という症状も現れることがあります。

秋バテ対策はまずインナーケアから!

「秋バテ」にならないためには、まずは生活リズムを整え、睡眠をたっぷり取り健康的な日常を送ることが基本です。

一般的に、湿気の多い梅雨から夏にかけて胃腸は弱りやすく、秋には『食欲の秋』と言われるように食欲も出て、冬に向けて脂肪を蓄える傾向にあると言われています。

ですから、秋は本来、胃腸のコンディションが回復する季節です。胃がもたれやすい、食欲がないなど胃腸の弱りを感じている人は、「秋バテ」を疑った方がいいかもしれません。

身体を動かすためのエネルギーは食べたものから作られます。胃腸が弱っていると元気も出ませんし、貧血や肌荒れなどの原因にもなります。

また、秋は大気が乾燥します。呼吸器系・皮膚・粘膜・大腸などは乾燥に弱いと言われていますから、それらを保護したり修復するための栄養素を食事から摂ることも大切です。

特に体力が弱まっているときは、免疫力が低下していますから風邪にもかかりやすいです。体力回復と合わせて、美容や風邪予防のために乾燥対策も忘れずしておきたいものです。

秋バテ対策はまずインナーケアから!

秋バテにおすすめの食材

「秋バテ」には、毎日のお食事に旬の食材を取り入れることをまずお勧めします。秋雨の食材には、その季節に必要な栄養が豊富で、季節の変化やトラブルに備えるための働きをズル栄養素がたくさん含まれています。

  • 疲労を回復し元気にする
  • 胃腸を整える
  • 身体に潤いを与える

などの働きが期待できる、「秋バテ」に良い旬の食材をご紹介します。

山いも

スタミナ食としても知られている山いもは疲労回復に良い他、カラダに潤いを与える働きもあると言われ、すりおろしてとろろにするなど生で食べるのがより高価的です。

さつまいも

さつまいもには山いも同様に胃腸を整え、身体を元気にする働きがあります。焼きいもや干しいものほか、スイートポテトや大学芋、さつま芋チップなどスイーツとしていただけるのも嬉しいですね。疲れたとき、手軽に摂れるおやつとしておすすめです。

かぶ

かぶは潤いを与える働きや消化を助ける働きもあると言われています。バテて弱った胃腸のサポートに適していて、生でサラダや浅漬けにする他、お味噌汁に入れたり、蒸し料理や煮物にするなどで美味しくいただけます。潤いが欲しい時は、火を入れ過ぎないのがポイントです。

にんじん

にんじんは胃腸を整え身体を元気にしたり、消化を助けカラダに潤いを与える働きがあります。

しいたけ

キノコ類は秋の代表的食材ですね。しいたけには身体を元気にする働きがあり、漢方薬としても使われています。「秋バテ」対策としてだけでなく、毎日の健康維持にも常備食として取り入れたい食材です。

生活リズムを整えるためのポイント

「秋バテ」かな?と思ったら、旬の食材から栄養素を摂ることのほか、基本的な生活リズムを整えることも非常に重要です。

  • リラックスタイムを5〜10分とる
  • マッサージやストレッチで体のコリをほぐす
  • ぬるめ(37〜39℃)のお湯にゆっくりと浸かり1日の疲れを癒す
  • ウォーキングなど20~30分の有酸素運動を取り入れる
  • ビタミン・ミネラルなどの栄養素を積極的に摂る

普段の睡眠時間をたっぷりとることと、規則正しい就寝時間を心がけるほか、下記のポイントを意識して日々の習慣に取り入れることで、自律神経の乱れを改善しよりスムーズに元の生活リズムに整えることができます。

まとめ

以上のように、「秋バテ」は季節の大きな変化によって、体調バランスが崩れたり生活リズムが崩れたときに起こりやすくなります。

特に夏の間に冷たいものを摂り過ぎると、知らず知らずのうちに内臓が冷えて免疫機能が低下していたり、高温多湿のなか紫外線を浴びることで、ダメージや疲労が蓄積されていたりしますので、しっかり回復させることに専念してください。

そして体調が改善した後も、冬に向けて健康を維持できるようにインナーケアを怠らず、バランスの良い健康的な生活を維持しましょう!


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