マスクで老化が加速?マスク生活で気をつけたいこと

2019年12月に中国・武漢市で報告された原因不明の肺炎は、「COVID-19」(新型コロナウイルス感染症)と名付けられ、いまや世界中に広がり、ここ2年のうちに人々の生活を大きく変えてしまいました。

 

リモートワーク、オンラインミーティング、手のアルコール除菌、おこもり生活、ソーシャルディスタンスなど様々な新しい習慣が生まれました。中でも「マスク」は必需品となり、人と接する際や人の多い場所へ外出する際、公共交通機関に乗車する際などにはマスクを着用することが、今や最低限のマナーとなっています。

 

人々のマスク着用の努力が「COVID-19」の感染予防や関連トラブルを回避することに貢献しているのは確かですが、マスクを着用する時間が圧倒的に増えたことによって肌荒れや熱中症などのトラブルも増えました。

 

今回はそんなマスク生活の中で、少しでも快適に美しく過ごすためのコツをご紹介したいと思います。

 

長時間のマスク着用で起こりやすいこと

 

マスク生活が当たり前になった昨今、マスクを長時間着用することで起こる様々な弊害も報告されています。とは言え、マスクなしで生活することは世の中の状況から難しいのが現実です。

では、どのようなマスクの長期着用によって、どのようなトラブルや弊害が発生しやすいのか、また、どのように工夫すれば回避できるかをお伝えしていきましょう。

 

⚫️表情筋の衰え

マスクをしていると顔の半分が隠れるため、人目を意識しなくなり表情をつくる機会が減ります。無意識に口まわりの筋力が衰えていきますので、加齢で衰えがちな筋力の老化スピードをより早めてしまうことになります。

 

口を閉じた時に、舌が上あごにベタッとついている状態が望ましいですが、舌が下あごに落ちてしまっていたり口が開いてしまう人は、舌の筋力が衰えてきているサインです。舌の筋力が落ちてくると、呼吸が浅くなりさらに表情筋の衰えを加速します。

 

また、無表情な状態が続くと、感情まで抑揚がなくなり心に影響してきます。できるだけマスクの中で見えない時も、舌の運動をしたり、口角を上げる表情をつくるようにしてみましょう。



⚫️肌トラブル

マスク生活が当たり前になってから、肌荒れや肌トラブルを訴える人が増えました。マスクはただ着けているだけでもお肌にとってはストレスです。

 

マスクを着脱したりズレを直したりするたび、肌と繊維がこすれ合い摩擦が起こります。角層の表面が刺激されると、お肌のターンオーバーが乱れやすくなり、バリア機能が低下します。バリア機能が損なわれたお肌は、ちょっとした刺激にも反応して赤みやかぶれ、ニキビ、湿疹などを起こしやすくなるのです。

 

マスク素材は化学繊維の使い捨てのものが多く出ていますが、コットンやシルクなど良質な素材や、お肌への密着面が小さく刺激が少ないように設計された商品などをこだわって選ぶのもひとつです。こまめにお洗濯をし、清潔に保つようにしましょう。

 

また、呼気が充満するマスクの中は、温度・湿度共に高く、雑菌が繁殖しやすくなっています。汗や皮脂も増えるため、より不衛生な環境下に置かれてしまうので、ただでさえバリア機能が低下しているお肌は、常にトラブルフルな状態になります。

 

このようにして起こるお肌のダメージに必死で抵抗し、修復や再生を行っている肌細胞は、普段よりも栄養や新鮮な酸素が必要ですが、マスクのために十分な酸素は不足しがちになるうえ、食生活も普段通りで改善されなければ栄養不足になるので、お肌の老化が進んでしまいます。

 

マスク生活の間は、なるべくお肌の保湿を徹底して外的刺激から守り、食事や呼吸法、睡眠などをしっかり意識して栄養がたっぷりお肌まで行き渡るようにしてください。

 

⚫️呼吸の変化

人は通常、鼻呼吸で吸い込んだ空気から、鼻毛や粘膜の表面に生えた線毛や粘液によって、ほこり、細菌やウイルスなど異物を取り除き、鼻腔で温め加湿して肺に送っています。鼻から呼吸する際にはこうした防御機能が働き、細菌やウイルスから肺を守っているのですが、口で呼吸をしてしまうと、汚れたままの空気が加温・加湿されることなく気道を通って肺に直接送られてしまい、風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

 

また、口呼吸によって口腔(こうくう)内細菌が増えることで口臭が強くなったり、口呼吸では二酸化炭素を多く吐き出してしまうため、脳貧血や過呼吸、情動不安を起こすこともあるのだそうです。

 

鼻呼吸ができていると、筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まります。また、基礎代謝が上がり、痩せやすい体にもなります。心身の健康のために良いのはもちろん、美しい肌のためにも鼻呼吸が良いのは明らかですね。

 

周囲に人が居ない時には適宜マスクを外して、鼻呼吸を意識して行い新鮮な空気を体内に送り込むようにしましょう。

 

まとめ

 

マスク生活が当たり前になったことで、マスク対応のメイク術やメイクアイテムも続々と出ていますが、メイクして出かける機会自体が減った人も多いのではないでしょうか?

 

メイクの負担やストレスからは解放されましたが、自分のお肌の状態やお顔のチェックをする時間が減り、「久しぶりに鏡をじっくり見たら、気づかないうちに老け込んでいた!」という声もちらほら耳にします。

 

人から見られているという意識は、自然と緊張感を生み綺麗にする効果もあるのでしょうね。いつまでも美しく若々しい自分でいるためにも、時にはマスクの下の隠れた部分にも意識を向けてみましょう。

 

これまでのケア方法や常識ではうまくいかないこともあるかもしれませんが、少しの工夫と発想の転換で、マスク生活を楽しく有意義に過ごせるといいですね。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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