貧血の原因ってなに?

貧血は女性がなりやすい疾患です。貧血が重いものになると、身体を起こすことすら辛いときもあり、家事や仕事もおろそかになってしまう人は多いのではないでしょうか。
今回は、辛いと感じる貧血の原因や症状などについてお話していきたいと思います。

 

貧血の症状とは

血液の赤みの源であるヘモグロビンが減ると、顔色が黄色っぽいくすんだ色になり、爪の色も白っぽくなります。
また、貧血は体内の酸素が不足した状態です。
そのため、めまいや頭痛、全身の倦怠感、疲れがとれにくいなどの症状があらわれます。
さらに悪化すると、爪の中央がへこんでスプーンのようになったり、失神してしまったりなどの症状が起こることもあります。

 

体内の鉄不足で起こる「鉄欠乏性貧血」

鉄欠乏性貧血は、赤血球のヘモグロビンが鉄不足で合成されずに起こります。
・胃切除や、胃酸が泌低下などによる鉄の吸収低下
・妊娠・授乳などによる鉄の必要量の増加
・ダイエットや偏食などによる鉄の摂取不足
・月経過多、痔などによる鉄の排泄増加
これらが原因で起こります。
日本人女性が1日に必要とする鉄の量は12㎎です。
しかし、月経のある女性は、毎月20~30㎎の鉄分を失っていますから、鉄は補給しなければ減る一方です。
一般的にバランスの良い食事をしていれば、1000kcalあたりの食事で6㎎、2000kcalでは12㎎の鉄分を摂ることができます。
一方、単純にダイエットで摂取カロリー数を減らすだけでも、鉄は不足しています。

 

貧血の種類

1.鉄欠乏性貧血
ヘモグロビンの主な材料である鉄が不足し、ヘモグロビンが作られなくなるために起る貧血です。その原因は4種類に分けられます。

・鉄摂取量の不足
偏食・無理なダイエット・外食などに食生活の乱れ等により、鉄や栄養素が不足します。

・過剰な鉄損失
月経過多や痔、ガンなどによる消化管からの出血が原因となります。

・鉄需要の増加
妊娠・授乳期は胎児の成長や母乳分泌に鉄が多く必要になるため不足が起こりやすくなります。
また、思春期女子では急激な成長により血液量が増加し、鉄の需要も増加して貧血になることがあります。

・吸収障害
胃切除などにより胃酸の分泌が不足し、鉄の吸収が障害されます。

 

2.溶血性貧血
赤血球の寿命は約120日ですが、赤血球の膜がそれよりも早く壊れてヘモグロビンが流れ出しておこります。溶血性貧血の特徴は皮膚や目が黄色くなります。
赤血球の膜が壊れる原因はいろいろありますが、マラソン選手や長距離歩行などのスポーツ選手などがなりやすいです。

 

3.再生不良性貧血
血液をつくる骨盤の働きが低下するために起る貧血です。
赤血球を含むすべての血球が作られなくなる病気です。

 

4.悪性貧血
赤血球がつくられるときに必要なビタミンB12、葉酸が不足して赤血球が減少するために起る貧血です。

 

貧血の予防法

〇サプリメントの活用
鉄分やビタミンB12などが不足すると貧血につながりますが、食事だけでこれらの栄養素をバランスよく摂取するのはなかなか難しいものです。
食事での栄養管理が難しい場合にはサプリメントで補充することも効果的です。

〇栄養が豊富な食材を選ぶ
鉄分が多く摂取できるレバーやあさりなどを含む料理を食べるようにしましょう。
ドライフルーツの1つであるプルーンはカルシウムや鉄分、ビタミンAやビタミンB群がバランスよく含まれ、特に鉄分とビタミンB群が貧血の改善に効果を発揮します。

〇睡眠時間の確保
睡眠不足が直接的に貧血を起こすわけではありませんが、不規則な生活や昼夜逆転の生活、朝食抜きなどの不規則な食事とも無関係とは言えません。
ぐっすり眠って、栄養バランスが整った食生活を送ることが大切です。

〇運動習慣
スポーツに取り組むことも心身のリフレッシュやストレスの改善につながります。

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まとめ

いかがでしょうか。貧血は普段の食生活や栄養状態が問題になります。
日頃からしっかりと食生活と休息の時間を持ちましょう。

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