メタボリックシンドロームの原因と予防

最近では「メタボリックシンドローム(メタボ)」という言葉は急速に広まっています。「私は大丈夫」と思っている人でも、知らないうちにメタボ基準に達してしまっているかもしれません。今回はそんな「メタボリックシンドローム」について紹介していきたいと思います。

 

メタボリックシンドロームとは

「メタボリックシンドローム」とは「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、複数の病気や異常が重なっている状態を表します。どういう状態かというと、腸のまわり、また腹腔内にたまる内臓脂肪の蓄積によって高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣の重なりが起こっていることを示します。そして、この状態は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。つまり、それぞれの病気の診断基準を満たさない「予備軍」や「軽症」の状態であっても、それらが2つ3つと複数重なっている場合は、動脈硬化の進行予防の観点からすでに手を打たなければならない状態として捉える、ということが「メタボリックシンドローム」の考え方なのです。

 

メタボの原因

メタボリックシンドロームを発症する原因は、生活習慣にあると言われています。

〇食生活
栄養バランスが偏った食生活や食事習慣の乱れがメタボリックシンドロームの原因としてあげられます。
具体的には
・野菜などの栄養が不足している
・脂質や塩分、カロリーの高い食事お摂取しすぎている
・夜食などを就寝する2時間以内に食事をすることが週に何回かある

〇運動不足
・運動が足りていない
→基礎代謝だけでは燃焼しきれないカロリーを摂取しているので体内に蓄積される一方です。

〇ストレス
・質の悪い睡眠
・過食
・睡眠時間が十分にとれない

 

肥満は2つのタイプ

体のどの部分に脂肪がつくかによって、肥満は2つのタイプに分けられることができます。内臓まわりに脂肪が蓄積するタイプを「内臓脂肪型肥満」、下腹部・腰のまわり・太もも・お尻まわりの皮下に脂肪が蓄積するタイプを「皮下脂肪型肥満」とよびます。体型からそれぞれ「リンゴ型肥満」「洋ナシ型肥満」とも呼ばれており、この2つのタイプのうち「皮下脂肪型肥満」は外見から見て分かりやすいですが、「内臓脂肪型肥満」は外見ではわからないことがあります。簡単に調べられる方法として、ウエスト径が男性では85㎝以上、女性では90㎝以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われます。

 

メタボを予防する

〇栄養バランス
カロリーを制限すると、どうしても栄養バランスが崩れてしまうことがあります。不要なカロリーを摂らないで、必要な栄養素はしっかり摂るよう心掛ける必要があります。

・カルシウム
もともと不足しやすいカルシウムはダイエットによるカロリー制限で不足しがちになります。小魚や乳製品に多く含まれていますので積極的にとりましょう。

・ビタミンB群
メタボリックシンドロームの対策で重要な糖質と脂質の代謝です。不足すると、うまく糖質や脂質を燃焼させにくくなってしまいますので、注意が必要です。ビタミンB群は、豚肉やレバー、納豆などに多く含まれています。

・食物繊維
腸の働きを整えて、便秘の予防となるとともに、満腹中枢を刺激してくれる低カロリーの成分です。野菜や海藻でしっかりととるようにしましょう。

〇運動
メタボ解消のために有酸素運動が効果的です。主に、ウォーキング、サイクリングなどが挙げられます。少なくとも20分以上行うことがおすすめです。運動強度としてはつらくなりすぎるのではなく、軽く汗ばむ程度がちょうどよいとされています。

〇普段の生活
運動だけではなく、普段の体の使い方も重要になってきます。

【例】
・できるだけ立つ時間を増やす
・階段を使うようにする
・通勤を車から自転車に変更する
・近い所は歩くようにする
などがあります。1つの効果は小さいものでも積み重ねが大切です。

 

まとめ

いかがでしょうか。改善・予防は継続して行うことが大切です。病気のリスクを少しでも減らして、健康的な生活を手に入れましょう。

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