美肌に効果的な食べ物

美容のために保湿やマッサージなど、様々なスキンケアや美容法を試しているという女性は多いと思います。
「医食同源」という言葉があるように、身体は口に入れるものからできており、食事は美容の基本となります。「医食同源」とは、「身体にとって良いものを適切な量で摂っていれば、おのずと内側から健康になり、医者は必要なくなる」といったような意味です。
美容のためのケアに対しても、基礎となるのは食べ物になります。

 

美肌は健康的な身体がベース

「医食同源」という言葉は、中国の「薬食同源思想」から着想を得て、近年、日本において造語された言葉ですが、この言葉は発想の元になった中国へ逆輸入されているくらい浸透しました。

同じ考え方で言えば、「美食同源」つまり「美容に良いものを適切なタイミングで適切な量摂っていれば、おのずと内側から身体が美しくなり、美しい肌や髪がつくられ高価な化粧品やエステに頼らなくてよくなる」ということにもなりますね。
お手入れが全く必要なくなるというものではありませんが、内側から美しさを整えることを意識すれば、ほんとうの美肌に近づけるということです。

毎日食べる食品で内側から美容ケアをすることができます。美容のためには、どんな食材や飲み物を摂るといいのでしょうか。また、それらにはどんな効果があるのでしょうか。紹介していきたいと思います。

 

野菜が美肌に効果的と言われている理由

美肌にとって鍵となるのは、何と言っても野菜です。

私たちが普段食事からとっている3大栄養素に、タンパク質・炭水化物・脂質がありますが、肌のハリと弾力の元になる天然の保湿成分を作るのがタンパク質、肌の新陳代謝や体温のエネルギー源となるのが炭水化物、肌にツヤを与える細胞膜を作るのが脂質です。

しかし、これらの3大栄養素も、野菜や果物に多く含まれるビタミンやミネラルがなければ、それぞれの美肌にとっての大事な働きがうまく機能しません。タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルなどの各栄養素が助け合って、美しい肌を作り出しているのです!!

美肌のカギの栄養素とは

3大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)に、タンパク質・脂質に含まれる、美肌成分とはどんなものがあるのでしょうか?

 

◯タンパク質

乾燥が気になる女性にとっては、潤いを保ってくれるタンパク質は欠かせない栄養素です。タンパク質食材に含まれている栄養素は、以下のようなものがあります。


うなぎ、フカヒレ、オクラ、とろろ、納豆などに多く含まれる
・ヒアルロン酸 … 細胞内の水分を保持し、ツヤ・ハリをキープ。乾燥も防ぐ作用。

魚の水煮缶、牛すじ、軟骨、皮付きの鶏肉などに多く含まれる
・コラーゲン … 細胞にハリを与え、お肌のハリを取り戻す作用

大豆、納豆、豆腐、きなこに多く含まれる
・イソフラボン … 女性ホルモン・エストロゲンと似た働きがあり、コラーゲンの生成を助ける。

にんにく、いわし、レバー、まぐろ赤身などに多く含まれる
・ビタミンB6 … 細胞の代謝を助け、ターンオーバーを促進。肌あれを防ぐ作用

豚レバー、牛レバー、ハツ、うなぎの肝、うずら卵などに多く含まれる
・ビタミンB2 … 脂質の代謝を助け、お肌のバリア機能を保つ

豚レバー、鶏レバー、ホタルイカ、あなご、しそなどに多く含まれる
・ビタミンA … 粘膜を保護してお肌や髪を健康にする

 

◯炭水化物

白砂糖や三温糖、果糖ブドウ糖液などの精製糖や、白米、小麦などの精製穀物はGI値(食後血糖値の上昇度を示す指標)が高く、血糖値を急に上げます。血糖値の急上昇は、糖尿病の原因だけでなく、内臓や脳を疲れさせたり、脂肪を蓄積したりし、体の糖化(肌のくすみや硬化、老化)の原因にもなるので、しなやかな体作りのためにも控えたいものです。

しかし、ダイエットのために「糖質制限」をするなどの糖質制限をしすぎてしまうと、お肌が荒れることがあります。
実は、三大栄養しかエネルギー(カロリー)を生み出すことができないため、糖質から作るエネルギーが足りなくなってしまうと、代わりに「たんぱく質」を燃やして不足分に充てます。せっかくお肌のためにたんぱく質を摂っても、エネルギー(カロリー)として燃やされ、お肌に届くことはありません。さらに、エネルギーが足りない状態が続くと、体脂肪だけでなく、体たんぱくといわれる筋肉やお肌にあるたんぱく質が燃やされ、肌ダメージに繋がってしまいます。

ハードなダイエットや間違ったダイエット方法を長期続けている人が、お肌にハリがなくなってきたりやつれて見えるのはそのせいです。

食事で摂ったたんぱく質を、きちんとお肌に届けるためには、必要なエネルギーをしっかり糖質で摂ることが重要なのです。

 

◯脂質

脂質も忘れないでください!
脂質は、水分と混ざりあって、皮膚の潤いをキープしています。
食品に含まれている脂質とは別に、最低でも1日20g(約小さじ5)の脂質は必要といわれています。
お肌の潤いを考えると、ローカロリー・ヘルシーさばかり重視してしまい油を一切使わない調理は美肌から遠ざけている可能性があるようです。

 

 

美肌を作る食べ物

美肌を作る食べ物には、豊富なビタミンやタンパク質が含まれています。美肌だけでなく健康にもいいもので、積極的に食べるようにしましょう。ですが、過剰に食べ過ぎず、継続的に食べましょう。

 

〇トマト

トマトと聞くと苦手と言う方も多いかと思いますが、美肌にはとても効果のある食べ物なのです。リコピンをたくさん含んでいて、抗酸化作用があります。リコピンの抗酸化作用は、ビタミンの100倍以上あると言われているんです!紫外線のダメージを防いでくれたり、肌自体を強くしてくれます。

また、リコピンは肌を若々しく保ち、美白効果もあります。日差しが段々と強くなってくる春夏は特に積極的に取りたい野菜の一つです。

 

〇ニンジン

ニンジンのオレンジ色を作っているのは、βカロチンです。βカロチンとは、色素の一つでプロビタミンAの一種です。βカロチンは、体内に入るとビタミンAとして働き、皮膚を丈夫にしてくれたり、免疫力を高めたりなど、健康を保つために必要な働きをしてくれています。ニンジンかららの美肌作用はほとんどが、このβカロチンが作り出しています。

また、ニンジンは「油」ととても相性が良い調味料です。サラダなどで食べる際には、オイルが入ったドレッシングをかけて食べたり、味噌汁などにすれば汁ごとたべられるので、効率的に摂取することができます。調理が苦手という方は、ジュースなどにしてみるのもオススメですよ!

 

〇サーモン

サーモンには「アスタキサンチン」という赤い色素で、カロテノイドの一種です。サーモンが赤いのも、そのアスタキサンチンの色ということになります。たくさんあるカロテノイドの中でも、アスタキサンチンの抗酸化力はとても強く、ビタミンEのおよそ1000倍にもなります。アスタキサンチンは焼くと失われやすいので、蒸す・煮る・皮ごと調理するといった調理法が効率よく摂取することができます。

 

〇イチゴ

イチゴはとても美肌に良いとされている食材です。

果物で「ビタミンC」と聞くと、「レモン」を想像しがちですが、実はイチゴのほうがビタミンCをたくさん含んでいるのです!イチゴ7つ分を食べることで、一日の必要量を摂取することができるのです。レモンを食べるより、効率的に摂取することができます。イチゴは熱に弱いため、生で食べることがオススメです。カットしてしまったり、ヘタを取ってしまうとビタミンCが逃げてしまうので、調理法には注意しましょう。

ビタミンCには、若々しいお肌を保つ美肌効果がありますが、ストレスを感じると、それに抵抗しようと体内のビタミンCが使われてしまいます。ストレスが多い人は意識的にビタミンCを摂りましょう!

 

〇牛乳

高カロリーと思われがちですが、牛乳にはタンパク質やビタミンAなど肌に良い成分がたくさん含まれています。中でも、「カイゼン」という成分は、肌の角質や老廃物を除去してくれる働きがあり、肌を柔らかくしてくれます。美肌効果以外にも、便秘解消や髪や爪を美しく保つ効果など様々な効果がみられます。

効果が表れるには時間がかかりますが、毎日牛乳を飲み続けることが大切ですよ。

 

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美肌食材の効果的な摂取方法

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