ココナッツオイルの効能

巷で「体にいい」「ダイエットに効果的」などで話題のココナッツオイルでしたが、最近はハーバード大学の教授が「ココナッツオイルは毒」と指摘したことにより、再度話題になっています。
今回はそんなココナッツオイルの使い方と効能についてご紹介していきます。

 

ココナッツオイルはなぜ人気に?

日本では最近になって人気が出てきたココナッツオイルですが、実は海外ではずっと以前から当たり前のように使われていました。特に、東南アジアの国々では、ココナッツが大量に取れるため、様々な生活の場面でココナッツオイルが利用されています。日本でココナッツオイルをメジャー的に人気したのは、皆さんご存知の海外セレブ「ミランダ・カー」だと言われています。「ココナッツオイルなしでは一日を過ごせない」と豪語する彼女は、毎日ココナッツオイル大さじ4杯を緑茶に入れて飲んでいるのだとか・・・。

 

ココナッツオイルが体に良いと言われる理由

ココナッツオイルに含まれる脂肪分のうち、約8割が飽和脂肪酸であり、飽和脂肪酸のうち約6割が「中鎖脂肪酸」で構成されています。飽和脂肪酸はあまり良いイメージを持っていない方も多いと思いますが、「中鎖脂肪酸」が多く含まれていることが大きな要因となっています。中鎖脂肪酸とは、消化吸収能力に優れており、肝臓に負担をかけずに速やかに消化されるため、体内に残りにくいという特徴があります。
一般的な油と比較すると、中鎖脂肪酸油(= MCT:Medium Chain Triglyceride)は4~5倍もの速さで分解されます。これにより脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。これがダイエットに効果的と言われている理由です。

 

逆に「ココナッツオイルが体に毒」と言われる理由

ハーバード T.H. チャン・スクール・オブ・パブリック・ヘルスの疫学研究者カリン・ミシェル教授が「ココナッツオイルは純粋な毒」と講義で発言をしたことにより話題になっています。また、アメリカ心臓協会でもココナッツオイルの効果を疑問視しており、ココナッツオイルの摂取量について注意する必要があることを述べています。

アメリカ心臓協会では、成人が1日に摂取する総カロリーの6%以上の飽和脂肪酸を食べないことを推奨しています。更に、食品ガイドライン諮問委員会において「ココナッツオイルは宣伝されているような相殺効果は存在しない」と報告しています。

アメリカ心臓協会のデータによると、ココナッツオイルに含まれる脂肪分の80%以上が飽和脂肪酸であるとのことです。そのため、ココナッツオイルを過剰摂取してしまうとバター、ラード、牛脂、パーム油などと同様に悪玉(LDL)コレステロールを増加させてしまうことになります。悪玉コレステロールが増加することにより、コレステロールが血管壁の内膜にたまってしまい、心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)のリスクを高めるとされています。
つまり、体に良い・悪いと言われる2つを踏まえてココナッツオイルはダイエット効果はを摂取する場合は飽和脂肪酸の過剰摂取にならない程度に必要があるでしょう。

 

 

ココナッツオイルの種類

ココナッツオイルと一概に言っても、効果を発揮するのはバージンココナッツオイルということをご存知でしたでしょうか。ココナッツオイルの種類は以下のようなものがあります。


ココナッツオイル(RBDココナッツオイル)

ココナッツオイル・RBDココナッツオイルは乾燥したココナッツを圧縮し、さらに精製したものです。比較的価格が安く、ココナッツ特有の香りがしないことが特徴であり、香りが気になる方から人気です。

しかし、精製することにより栄養素がそこなわれてしまうため、健康効果は期待できないとされています。


バージンココナッツオイル

ココナッツの果肉を粉砕して高熱を加えずに直接オイルを絞るドライ製法、

遠心分離とろ過によりオイルを抽出するウェット製法の2つが代表的な製法です。

その中でも厳しい品質管理を通ったものを「エクストラバージンココナッツオイル」と呼ばれます。バージンココナッツオイルは、価格が高いものの、ココナッツ本来の香りや栄養素はそのままです。ダイエットとして取り入れたい方はバージンオイルを購入したほうが良いでしょう。

 

類似オイルに注意!

最近では、植物油を水素化し、ココナッツの香りをつけただけのココナッツオイルも非常に多く出回っております。ココナッツオイルはほかのオイルと比べると少しお値段が高いですが、効能を引き出すためにもラベルの裏側をチェックし、バージンココナッツオイルであることを確認してから購入するようにしましょう。

 

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