貧血に効く!チョコレートの意外な効果

体がだるく、疲れやすくなった。立ちくらみがする。朝、元気が出ない……。などと感じることはありませんか?心当たりがあるという方は、もしかすると「貧血」のせいかもしれません。

貧血になってしまう要因は様々です。しかし大体の原因は「鉄欠乏性貧血」であることが多いです。つまり「鉄分」を十分に取ることができれば、貧血の多くは改善されます。

 

では、その鉄分はどうやって摂取すればいいのでしょうか。実は「チョコレート」はかつて薬として使われていたほど、鉄分が多く含まれている食べ物で、貧血改善には効果的だということが分かりました。

今回はそんなチョコレートの意外な効果について紹介していきたいと思います。

 

チョコレートの歴史

チョコレートの主な原料として知られるカカオは遠い昔から様々な用途で使われていました。諸説ありますが、初めてカカオを食べたのは、メキシコ湾岸沿いの中米最古の文明を築いたオルメカ族だと言われています。

しかし当時は、現在のような食べ方ではなく、香辛料やバニラと一緒にすりつぶして食べていたそうです。「神様の食べ物」といわれ大変高価なものだったようで、今の時代の「お金」と同じような扱いだったそうです。スペインの歴史家ヴァルデスは、100粒のカカオ豆で一人の奴隷を買うことができたと書簡に記しています。それだけ、高価な物だったようです。

その後、カカオがヨーロッパに伝わると、香辛料に代わり砂糖や牛乳が加えられ、甘いものへの変化して行きました。
そして、1847年にイギリス人のジョセフ・フライは、カカオ豆をすり潰して砂糖を加えたものにココアバターを加えて、現代のようなチョコレートになりました。

 

貧血の原因

貧血の原因
一般的な貧血の症状には、全身の倦怠感、めまい、立ちくらみ、動悸や頭痛などがあります。
これは、血液中のヘモグロビンが減少することで起こるものです。ヘモグロビンは、体内のすみずみまで酸素を運んでくれる働きをするもので、不足すると体の酸素不足を起こし、貧血などの症状が表れます。
貧血は女性に多く、10人に1人の割合で発症すると言われています。

ヘモグロビンは、鉄分を含むタンパク質のことです。鉄分不足による貧血を「鉄欠乏性貧血」と言います。「鉄欠乏性貧血」は、必要な鉄分を摂れていない場合に多く見られます。
また鉄が不足することによって、爪が割れやすくなる、口の端や舌が荒れる、固形物が飲みこみにくい、髪が抜けやすい、肌がカサカサする、やたらと氷水を飲みたがるといった症状が起こります。
もちろん、これらすべての症状が出るわけではありません。貧血がゆっくりと進んだ場合にはほとんど症状がないこともあります。

鉄欠乏性貧血以外では、若い男性では胃や十二指腸の潰瘍や痔、子宮筋腫による月経過多が原因となることが多く、さらに男女ともに中高年以降では、胃がんや大腸がんが原因となることがあり、注意が必要です。

貧血の原因についての記事はこちら

 

有効成分「ポリフェノール」

チョコレートの原料はカカオです。その実に含まれる「ポリフェノール」は、抗酸化作用があることで有名です。具体的には大きく分けて5つの効果があります。

血圧低下

血管が詰まり、細くなることで血圧は上昇しますが、ポリフェノールをとることで、血管を広げる作用が期待できることがわかりました。

動脈硬化予防

動脈硬化を引き起こす原因のひとつは、体内に生じる活性酸素によってコレステロールが酸化されること。ポリフェノールは強い抗酸化力で、酸化を抑える働きが期待されています。

美容効果

見た目年齢が若くても、肌は年齢とともに老化します。ポリフェノールは、肌老化の原因のひとつである「活性酸素」が引き起こすトラブルを防ぐことが期待されています。

アレルギーの改善

アレルギーの発症には過剰に作られる「活性酸素」が関わっています。ポリフェノールは、この活性酸素を生み出すさまざまな因子の働きを抑制することが報告されています。

脳の活性化

脳は加齢とともに記憶や学習などの認知機能が低下します。ポリフェノールは、脳の栄養といわれる「BDNF」に働きかけ、認知機能を高められる可能性があります。

以上の5つがポリフェノールの効果です。こんなに良い事尽くしのポリフェノールですが、一度に沢山の量を摂取しても全てを吸収できるわけではありません。そのため毎日少しずつ摂取することが理想的です。
また、ポリフェノールは、カカオ成分の高いビターチョコレートやブラックチョコレート、ココアなどに多く含まれています。
しかし、ホワイトチョコレートには含まれていません。健康のためにチョコレートを食べる際には、なるべくカカオ成分が多いものを選ぶと良いでしょう。

 

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